メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

学生らの間で広がる「皆勤貧乏」とは…毎日登校することが恥ずかしいこと?教育と生活のバランス

川田翔平 アクセス  

写真:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/Microsoft Copilot

韓国の小学生たち間で、海外旅行や体験学習に出向くことなく毎日登校する生徒を蔑視する意味の「皆勤貧乏」という表現が使われていると外信の報道があった。

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、「皆勤貧乏とは?仕事と勉強ばかりで、楽しむことのできない韓国の若者たち」というタイトルの記事で、最近、韓国では毎日登校することに対する評価が変わってきていると指摘した。

同メディアは、「伝統的に毎日学校に登校することが美徳とされてきた。それができる人は、自分の役割を果たす誠実な人と評価されてきた」と述べ、「しかし、最近では仕事、休息、遊びのバランスを取ろうとする姿勢に変化が見られる」と伝えた。

さらに、「韓国のSNSでは、『余暇時間が多い人が人生の真の意味を理解している』という視点が流行している」とし、「若い世代にとって、『皆勤貧乏』は旅行や休息のための時間、費用を使う余裕がなく、ただ学習と収入獲得に専念することを意味する」と述べた。

その上で、同メディアは最近、韓国内のオンラインコミュニティで話題になった小学校の4年生の息子を持つ父親A氏の事例を紹介した。

当時A氏の投稿では「昨日、息子が『友達に皆勤貧乏だと言われる』と泣きながら話した。学期中に体験学習が可能だという案内を受けたが、行っていない家庭がそんなに少ないとは思わなかった」と話した。

彼は「うちは共働きではなく、月収300~350万ウォン(約35~40万円)程度だ。生活費と家賃を払うと余裕がない状況だ」としながらも、息子のために海外旅行にお金を使うことを決心したと打ち明けた。先ずは国内旅行を提案したが、息子に「国内旅行は嫌だ。どこかに行ってきたと言うとき恥ずかしい」と言われたいう。

A氏は「体験学習も他の友達はグアムやシンガポール、ハワイなど海外に行くらしい」とし、妻とも相談した結果、妻と息子の二人だけで海外旅行に行くことにし、割安な航空券を探していると明かした。

SCMPは、「専門家たちは、『皆勤貧乏』という表現は物質万能主義と成功のための激しい競争による社会的な圧力とつながっており、それが心理的に否定的な影響を及ぼすことを強調していると見ている」と指摘した。

さらに、児童学の専門家を引用して、「成長期に『皆勤貧乏』という言葉を聞くと、その言葉が一生残る傷になる可能性が高い」と報じた。

川田翔平
shohei@kangnamtimes.ja

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米仲介の迷走を横目にロシアが超加速前進!東部防衛ラインがついに崩壊寸前
  • 油断の隙を突きロシアが猛進撃!侵攻後‟最速ペース”で東部の要衝が崩壊危機
  • 「譲歩はしない!」ゼレンスキー氏、和平項目を28→19に削減 “領土問題”は一歩も退かず
  • 「頭と手足だけ」...風俗店の冷凍庫で赤ちゃんの“切断遺体”発見!背後に“組織犯罪”か
  • 「もう限界だ!」米農家が関税に反発…輸出停止で破産激増、トランプが2兆円の血税で火消し
  • 「ウクライナはロシアより腐敗」...トランプ長男、“ゼレンスキー神格化”を痛烈批判!米支援“完全停止”も示唆

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「巨大地震の可能性も」…青森・八戸で深夜に震度6強の地震発生!専門家警告「この1週間が危ない」
  • 「勝手に動かすな」議会がトランプ案を却下、在韓米軍は維持
  • 「トランプ、完敗か」関税攻勢でも中国の年間貿易黒字が初の1兆ドル突破…国内では“黒字縮小”論も?
  • 「威嚇でしか存在感を示せないのか!」中国空母「遼寧」が沖縄近海で見せた“稚拙な挑発”

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「巨大地震の可能性も」…青森・八戸で深夜に震度6強の地震発生!専門家警告「この1週間が危ない」
  • 「勝手に動かすな」議会がトランプ案を却下、在韓米軍は維持
  • 「トランプ、完敗か」関税攻勢でも中国の年間貿易黒字が初の1兆ドル突破…国内では“黒字縮小”論も?
  • 「威嚇でしか存在感を示せないのか!」中国空母「遼寧」が沖縄近海で見せた“稚拙な挑発”

おすすめニュース

  • 1
    母ワシ、“警告なしの急襲” 雛を狙う大蛇に一撃、崖上で起きた逆転劇

    フォトニュース 

  • 2
    米英の新型ハイブリッドが超音速時代を再起動、マッハ3の壁が崩れる

    トレンド 

  • 3
    掘削孔すべてで金検出“異例の結果”、中国が金市場を揺らす

    トレンド 

  • 4
    「その値段ならたい焼き機が買える」ルイ・ヴィトン新作が物議、文化オマージュか高級商法か

    トレンド 

  • 5
    義兄を30分外に立たせた“理由”、家族の絆が揺らぐ

    トレンド 

話題

  • 1
    「ソース瓶の中に金塊!?」中国で高齢者を狙った投資詐欺、警察の機転で未然に阻止!

    トレンド 

  • 2
    「故人への敬意を欠いている!」ひざ下が埋もれた銅像に遺族激怒、市長の呑気なSNS投稿も波紋

    トレンド 

  • 3
    「種を超えた愛!」母トラに見捨てられた子トラ、ラブラドール犬の母性で命をつなぐ

    トレンド 

  • 4
    「最後まで追いかけて刺した」...マンションの“騒音トラブル”が殺人事件に発展!

    トレンド 

  • 5
    「東京が一瞬で沈黙する地震」政府草案が示した“83兆円の破滅シナリオ”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]