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ロシア裁判所、ロシア北極の刑務所で死亡した反体制派ナワリヌイ氏の妻に「過激派」として逮捕令状発行…

川田翔平 アクセス  

ロシアの裁判所は9日(現地時間)、今年2月に刑務所で死亡した反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏に対し、過激派主義者として逮捕令状を発行した。/聯合ニュース

ロシアの裁判所は9日(現地時間)、反体制派指導者の故アレクセイ・ナワリヌイの妻ユリア・ナワルナヤ氏(47歳)に対する逮捕令状を発行した。ナワルナヤ氏が「過激派主義」に関与した疑いがあるという。

現在、ナワルナヤ氏はロシア国外で二人の子供とともに生活している。モスクワのバスマニー裁判所は、この日ナワルナヤ氏が逃亡したとして、国際手配を決定した。

また、ロシアを離れて暮らすナワルナヤ氏が、ロシアに足を踏み入れた場合、逮捕されることになる。仮に、ナワルナヤ氏が帰国すれば、すぐさま2ヶ月の収監刑を受け、捜査進行中に裁判所で裁かれることになると明かした。

ナワルナヤ氏は、アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月に刑務所で死亡すると、夫・ナワリヌイ氏の終えることができなかった職務を果たすと誓った。

現在、彼女は海外に本部を置く反腐敗財団(ACF)の会長であり、ACFは生前ナワリヌイ氏が設立したロシアの腐敗調査機関だ。

これに先立ち、ロシアはACFを2021年に非合法化し、イスラムテロ組織・イスラム国(IS)のような過激派主義グループに分類した。その後、多くの人々が団体勤務や、団体を支持するという理由で刑務所に送られた。

ファイナンシャルタイムズ(FT)など外国メディアによると、ナワルナヤ氏は逮捕令状の発行後、「プーチン大領領は殺人者であり、戦争犯罪者だ」とプーチン露大統領を非難した。

ナワルナヤ氏は、「プーチンのいるべき場所は刑務所である、それも(戦犯裁判所がある)ハーグのテレビが備わった快適な監獄ではなく、ロシアの刑務所だ」と述べた。

続けて、プーチンも「彼がアレクセイを殺したのと同じ刑務所コロニー、同様2×3mの独房に監禁されるべきだ」と強調した。

ナワリヌイ氏は数年間、プーチンの最大の敵だった。彼が政治勢力を形成してプーチンに挑戦したわけではなかったが、プーチンの腐敗を暴き、政治的ダメージを与えた。しかし、ナワリヌイ氏は今年2月、ロシア北極の刑務所コロニーで死亡した。

ナワリヌイ氏は、刑務所で残酷な扱いを受け、度々独房に監禁された。ナワルナヤ氏は生前・夫ナワリヌイが、大きな注目を浴びることはなかったが、彼が死亡するとすぐに反プーチンの旗を掲げた。

その後、彼女は世界各地で各国の首脳と出会い、ロシア制裁強化を求め、欧州議会での演説など政治活動も続けている。ナワルナヤ氏はさらに、国際組織である人権財団(HRF)の首脳にも任命された。

ナワルナヤ氏は1998年、トルコ休暇中に未来の夫と初めて出会い、しばらくの間は銀行などで勤務していたが、その後退職し家庭に専念した。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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