メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

国家予防接種プログラムをめぐるワクチン入札の不正疑惑…1審を覆し無罪判決、その背景には?

アイニュース24 アクセス  

韓国の国家予防接種プログラム(NIP)の入札過程で談合した疑いで裁判にかけられた製薬・流通会社が、2審で無罪の宣告を受けた。罰金刑の有罪を言い渡された1審の判決が覆されたことになる。

引用=アイニュース24フォトDB

23日、韓国の法曹界によると、ソウル高等法院刑事3部は同日、独占禁止法及び公正取引に関する法律違反などの疑いで起訴された、元SKディスカバリー・保寧(ボリョン)バイオファーマ・GCバイオファーマ・柳韓洋行(ユハンヤンハン)・広東(クァンドン)製薬・グラクソスミスクリンの6社と各社従業員7名に対し無罪判決を言い渡した。

彼らは2016年から2018年にかけて、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンなどの入札過程で事前に落札価格を公募し、他の発注者を実質排除する方式で落札価格の決定に不当に介入した疑いで起訴された。この事実は、公正取引委員会の告発で明るみに出た。

1審の判決は、各社従業員にそれぞれ300万〜500万ウォン(約34~56万円)の罰金を、各企業にはそれぞれ3000万〜5000万ウォン(約335~559万円)の罰金刑だった。

しかし、控訴審の判断の結果は一転した。裁判所は「当該行為による競争制限的効果が生じたとは考えにくく、価格などの取引条件に影響を与えた、もしくは与える恐れが存在したとは断定できない」と判決の理由を述べた。

続けて「最終落札者に選定されるためにはワクチン製造者から供給確約書を発行してもらう必要があったが、実質的に共同販売者のみが供給確約書を発行できた」とし、「このような構造的特異性から共同販売者と残りの企業間に実質的な競争関係が存在したとは見なしがたい」と説明した。

さらに「当時、急を要したNIPのスケジュールに合わせるため、疾病管理本部の担当者は共同販売者の担当者に迅速な落札を圧迫し、ここには他社を実質的に排除させてでも、という認識が表れている」とし、「実質的な競争を排除する中で共同販売者が落札を受けるためではなく、ワクチンの適時供給の必要性、疾病管理本部の圧迫によって迅速に入札手続きを完了するためが根本的な背景であると見られる」と付け加えた。

アイニュース24
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「32年前と同じ場所で」ジョージ王子、父と歩いたホームレス支援のクリスマス
  • 「ドア閉め専門職誕生!」無人タクシーの“盲点”に人間出動、高報酬で人気上昇中
  • 「18年間放置、ミイラ化した6歳女児の遺体」...大阪女児事件が浮き彫りにした日本行政の危機!
  • 「卵100%、ビックマック50%高騰!」物価高で中間層も悲鳴、“米中間選挙”に暗雲か
  • 「資金は確保、だが追加購入なし!」世界最大ビットコイン保有企業の“戦略変更”で市場に警戒感
  • 「トランプ大統領の影の参謀」...ホワイトハウスで存在感増すブレア氏、選挙戦略から政策指導まで独占!

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 5年で“マイホーム確定”!中国企業、給料より強烈な報酬に騒然…無償マンションという禁断の一手
  • 「32年前と同じ場所で」ジョージ王子、父と歩いたホームレス支援のクリスマス
  • 「これはもう惑星じゃない」JWSTが暴いた“レモン型天体”の衝撃
  • ミス・ユニバース初のパレスチナ代表、その背後に浮上した武装闘争一族との関係説

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 5年で“マイホーム確定”!中国企業、給料より強烈な報酬に騒然…無償マンションという禁断の一手
  • 「32年前と同じ場所で」ジョージ王子、父と歩いたホームレス支援のクリスマス
  • 「これはもう惑星じゃない」JWSTが暴いた“レモン型天体”の衝撃
  • ミス・ユニバース初のパレスチナ代表、その背後に浮上した武装闘争一族との関係説

おすすめニュース

  • 1
    「ブレーキなしで止まる?」ベンツが切った電気モーターの一手でEV設計は変わる

    フォトニュース 

  • 2
    「異臭の正体はエンジンルーム」SUVのバッテリー上でニシキヘビ死骸、どこから来た

    気になる 

  • 3
    テスラの一手がLAで可視化、ロボタクシー構想は現実段階へ

    フォトニュース 

  • 4
    3位は家族、2位は金…では50代を本当に壊しているものは何か

    健康 

  • 5
    ベントレー初の量産EVがスパイショットで露出、ベンテイガより小さい電動SUVの正体は

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「鳥は戻る」と止められたのに…送電塔へ向かった男性が感電死

    気になる 

  • 2
    「米国再進出の可能性も?」低価格イメージを覆した日産ヴァーサの反転

    フォトニュース 

  • 3
    「道路脇にクマが座っている」通報が連鎖、現場で判明した意外な正体

    気になる 

  • 4
    中国ロボタクシーが横断歩道で暴走、歩行者2人重傷が突きつけた完全無人の現実

    フォトニュース 

  • 5
    「新郎はAIだった」岡山の式場で起きた異例の儀式、人間関係はどこへ向かうのか

    気になる 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]