メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米国の外交政策に揺れる日本の防衛…独自の防衛力強化へのシナリ

川田翔平 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

トランプ米政権とウクライナの対立が深まる中、日本は米国の外交政策の不確実性に懸念を示している。不安定な国際情勢は露、中、北朝鮮が介入する余地を与えるため、自由主義陣営の力のバランスが崩れる恐れがある。トランプ米大統領が中東に続きアジア同盟国に対して再び「安保ただ乗り論」を持ち出すと予想される中、日本と同様の立場にある韓国も対応策を急ぐべきだとの指摘が出ている。

5日、日本経済新聞によると、日本は米国の政策変更に振り回されたり、選択を強いられる事態を避けるため、極めて慎重な対応を取っている。岩屋毅防衛相は前日の記者会見で、トランプ大統領がウクライナへの武器供与を一時停止するよう指示したことについて、「状況が流動的なため言及は控える」とした上で、「ウクライナで持続可能な平和が実現されるよう、関係国が協力すべきだ」と述べた。

日本は唯一の同盟国である米国と歩調を合わせる以外に、安全保障を確保する現実的な選択肢がない。アジア地域での紛争を防ぐには、安全保障への米国の関与が不可欠だ。日本は米国の「核の傘」に依存しており、米国が核兵器を含む戦力を動員して日韓を防衛する拡大抑止政策が日本安全保障の根幹となっているためだ。

トランプ大統領がホワイトハウスで、ウクライナのゼレンスキー大統領を叱責する様子を目の当たりにした日本政府と与党自民党は大きな衝撃を受けた様子だ。ある閣僚は米政府の対応について「正直に言ってやり過ぎだ。アジア問題を考えると本当に深刻だ」と懸念を示した。

最大の懸念は軍事力を着実に拡大する中国が台湾を武力で統一しようとするシナリオだ。ロシアがウクライナ戦争で利益を得ることになったら、東アジアでも中国が同じ行動に出る可能性があるという「ドミノ理論」を警戒している。

ロシアも北方領土周辺で軍事演習を続けながら、日本を刺激している。北朝鮮との軍事協力を徐々に強化することにより、北朝鮮の武器の近代化が急速に進んでいる。最近、トランプ大統領は親ロシア的姿勢を示し、従来の米欧協力体制を変更し、ウクライナ支援を事実上欧州に任せようとしている。

石破茂首相は米ウクライナ首脳会談に関して「どちらかに与するつもりは全くない」としながらも、「何よりG7(主要7カ国)の結束が重要だ」と強調した。日経は「米国がウクライナへの支援縮小で日本に同調を求めたり、台湾海峡の安定に関する発言を後退させれば、その負担は石破首相が直接背負うことになる」とし、「日本が長年維持してきた米欧およびG7との協力体制という外交・安全保障の基盤が揺らぐ可能性がある」と報じた。

日本はG7とともにウクライナ支援や対露制裁に協力してきたが、最近外務省内では米国の主張のように「欧州がより主体的に行動すべきだ」との意見も出始めている。米国を筆頭に自国第一主義が強まる中、日本でも同様の声が上がっている。自民党の国防関係の議員は「(今はウクライナの問題だが)明日は我々の問題になるかもしれない。日本は自国の防衛力強化を積極的に推進すべきだ」と主張した。

国家安全保障局(NSC)の兼原信克前次長は「ウクライナ戦争が日本に与える教訓は、もはや米国に全面的に依存する時代は終わったということだ」とし、「米国は自国が脅威にさらされる場合は強力に対応するが、そうでなければいつでも態度を変える可能性がある。中国の習近平国家主席はこの点を見抜いているだろう」と分析した。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「戦争再開は時間の問題...」イラン、ミサイル生産を“全面稼働”!一度に“2,000発発射”計画
  • 「ロヒンギャ難民300人が消息不明」マレーシア沖で沈没事故、悲劇の海に
  • 【衝撃事実】日本のクマ、攻撃性が“異常進化”!?米専門家分析「トラと闘う中で凶暴性を獲得」
  • 「ロシアの無人機の恐怖を実感」 アンジェリーナ・ジョリー、ウクライナでの体験を語り‟深い懸念”を表明
  • 「トランプ、思わぬ形で主導権奪還」 地方選惨敗からわずか1週間…民主党は“政府閉鎖”合意で内紛に揺れる
  • 「世界最速ヘリ」X2、滑らかで俊敏な動きで戦場を支配する“ドローン軍団の拠点”

こんな記事も読まれています

  • 「カムリ史上最も攻撃的」トヨタの新しい実験、GT-Sが目指す次の章
  • 「20年ぶりの逆襲」日産SUV系の誇り、V6ツインターボで復活
  • レクサス、LSの時代に終止符…“新しい感性”で未来を開く
  • 「冬の朝、ボンネットの中に命が」運転前の3秒が悲劇を防ぐ
  • 【沈黙の暗殺者】レーダー反射を極限まで抑えた“極秘ステルス技術”!B‑21、AI搭載で2030年代に100機配備へ
  • 「中国、核放射能防御実験に突入」トランプの“核実験再開”発言の後に始まった“ダーティーボム”模擬実験の内幕
  • 「トランプは国民より自己利益優先」…退任後“初の政治演説”でバイデンが吠えた!
  • 仮想通貨の急落で“コイン保有企業”に大打撃!それでも笑う“億万長者”の正体とは?

こんな記事も読まれています

  • 「カムリ史上最も攻撃的」トヨタの新しい実験、GT-Sが目指す次の章
  • 「20年ぶりの逆襲」日産SUV系の誇り、V6ツインターボで復活
  • レクサス、LSの時代に終止符…“新しい感性”で未来を開く
  • 「冬の朝、ボンネットの中に命が」運転前の3秒が悲劇を防ぐ
  • 【沈黙の暗殺者】レーダー反射を極限まで抑えた“極秘ステルス技術”!B‑21、AI搭載で2030年代に100機配備へ
  • 「中国、核放射能防御実験に突入」トランプの“核実験再開”発言の後に始まった“ダーティーボム”模擬実験の内幕
  • 「トランプは国民より自己利益優先」…退任後“初の政治演説”でバイデンが吠えた!
  • 仮想通貨の急落で“コイン保有企業”に大打撃!それでも笑う“億万長者”の正体とは?

おすすめニュース

  • 1
    脅迫容疑で告訴されていたタレント、嫌疑なし処分に…虚偽告訴に法的対応も視野へ

    エンタメ 

  • 2
    「14歳弟、眠る兄の首に刃物!」兵庫で衝撃の家庭内事件、兄弟間のトラブルが背景か

    トレンド 

  • 3
    過激MVで注目のラッパーが麻薬所持で逮捕も釈放…インフルエンサー死亡事件で自ら出頭

    エンタメ 

  • 4
    TXTヨンジュン、デビュー6年8か月でついに初ソロアルバム『NO LABELS』発売!制作に全力参加「胸が高鳴る」

    エンタメ 

  • 5
    「母として最期まで守る」子どもの幸せを優先したユーチューバー…SNSで明かした息子への深い愛に共感の声

    エンタメ 

話題

  • 1
    「生理なら、写真撮って証明せよ」...インドの大学で女性職員に衝撃の命令!

    トレンド 

  • 2
    「血と汗と涙で手に入れた」命の次に大事?女優ユ・イニョンが明かす愛用時計コレクション

    エンタメ 

  • 3
    パ生後1年で“仕事持ち”の娘…広告15本出演でパパ・ママも驚きの働きっぷり

    エンタメ 

  • 4
    「時速120㎞、高さ60mでの恐怖!」ジェットコースターで安全ベルトが外れ...10代少女危機一髪

    トレンド 

  • 5
    「嘘をつくな!」夫の嘘が暴かれスタジオ騒然…8年の信頼が崩れた瞬間、妻も唖然

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]