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米軍司令官「韓国は米の最前線基地」対中ロ抑止に不可欠な拠点と強調、駐留継続へ

望月博樹 アクセス  

引用:shutterstock
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米国は中国およびロシアの脅威に対処するため、朝鮮半島に米地上軍を引き続き駐留させる必要があるとの立場を示した。ドナルド・トランプ大統領が在韓米軍の役割を朝鮮半島にとどめず、中国の台湾侵攻など東北アジアの地政学的危機にも対応させるとの観測が浮上する中での発言だ。

在韓米軍のジェイビア・ブランソン司令官は15日(現地時間)、ハワイで開催された米陸軍協会(AUSA)太平洋地上軍シンポジウム(LANPAC)に出席し、「インド太平洋地域での軍事作戦の障害を克服する上で、韓国に駐留する米軍が大きな役割を果たしている」と述べた。また、朝鮮半島の地理が戦略的に極めて重要だと強調した。

ブランソン司令官は「中国に最も近い米国の同盟国は韓国だ」と付け加えた。さらに「韓国は日本と中国本土の間に浮かぶ島や固定された航空母艦のようなものだ」と例えた。

また、「韓国に駐留する米軍は、北朝鮮、ロシア、中国の指導部の計算を変え、いかなる衝突においても米国の最高指導者たちに選択肢を提供する」と強調。「中国に最も近い米国の同盟国は韓国だ」と述べ、「韓国は、日本と中国本土の間に浮かぶ島であり、固定された空母のような存在だ」と例えた。

さらに「在韓米軍は、北朝鮮、ロシア、中国の指導部の活動に影響を与え、あらゆる衝突に際して米国の高官に選択肢を提供する存在だ」と説明した。在韓米軍の任務についても「北朝鮮への抑止にとどまらず、より広範なインド太平洋戦略の一環として、域内での作戦や活動、投資にも注力している」と述べ、戦略的柔軟性を念頭に置いた姿勢を示した。

韓国の造船大手ハンファオーシャン(Hanwha Ocean)が最近、米海軍の輸送艦「シーザー・チャベス」の整備を完了したことにも言及し、ブランソン司令官は「韓国の製造・生産設備や整備能力(MRO)は、米軍のインド太平洋地域での活動に大きく貢献できる」と高く評価した。

一方、北朝鮮がロシアに兵力を提供している状況については「北朝鮮は我々が予想しなかった方法で一部の兵器プログラムを発展させている」と指摘。さらに「北朝鮮が現在保有する航空手段に核兵器を搭載する方法を習得するのではないかと懸念している」と述べ、「ロシアとの協力がなければ数年かかっていたような飛躍を遂げている」と警鐘を鳴らした。

日米韓3か国による軍事訓練については「日米韓の協力は恒常的に行われるべきであり、それを妨げる障害は排除すべきだ」との考えを示し、「朝鮮半島に招くことができるすべてのパートナーが共に訓練に参加してほしい」と付け加えた。

引用:Newsis
引用:Newsis
望月博樹
editor@kangnamtimes.com

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