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「これは深刻な権力簒奪だ!」USIP私物化論争…トランプ氏“ノーベル賞執念”の行方

有馬侑之介 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

米国のドナルド・トランプ大統領が、ホワイトハウスに復帰するとすぐにドアを閉め、職員を解雇していたワシントンの「アメリカ平和研究所(USIP)」に自分の名前を入れて再び開所した。

Newsisの報道によると、ゴルフ場、マンション、ホテルなど至る所に「トランプ」というブランドを付けてきたトランプ大統領は、今年ノーベル平和賞受賞に強い意欲を示すなど「平和」に執着したという。米議会が首都の中心部に1984年の法律で設立した平和研究所にも自分の名前を付けようとしたと解釈される。

トランプ大統領は4日、USIPでコンゴ民主共和国のフェリックス・チセケディ大統領とルワンダのポール・カガメ大統領の平和協定署名式を開催する予定だ。署名式を行う前日の3日午前、トランプ大統領の名前が建物の外部二面に大きな銀色の文字で刻まれた。研究所の名前がすでに建物の正面に刻まれている場所の左側に彼の名前が位置するようにした。

ホワイトハウスのアンナ・ケリー報道官は3日、「強力なリーダーシップが世界の安定のために何を成し遂げられるかを強く思い起こさせるために研究所の名前をトランプ大統領の名前に変更した」と説明した。

正門の横に自分の名前を刻む方式でこの研究所本部の名前は「ドナルド・J・トランプ平和研究所」になったとニューヨーク・タイムズ(NYT)は伝えた。NYTは「米国のロナルド・レーガン前大統領が法律で定めた研究所の名前を変えることは、ノーベル平和賞のためのキャンペーンを行う自分を優れた外交的交渉家として描こうとする努力の延長線上にある」と伝えた。

トランプ大統領は2月のホワイトハウス復帰以降、「平和研究所」が名ばかりで無用な機関だとし、理事と職員を解雇する行政命令に署名した。これはテスラのイーロン・マスクCEOが率いた「政府効率化省(DOGE)」が外交政策関連機関を解体しようとする広範な努力の一環で、その後研究所本部は空き状態だった。研究所の名前とロゴが刻まれた鳩とオリーブの枝が描かれた内部構造物も撤去された。

行政府を相手に訴訟を進行中の研究所の前弁護士ジョージ・フート氏(George Foote)は、3日の声明で「USIP建物の名前を変えることは侮辱に侮辱を重ねる行為だ」と批判した。前職員はこの研究所が議会によって設立され、連邦資金の支援を受けているが行政府の一部ではないため、大統領の権限に属さないと主張している。

平和の国家的象徴として設計されたガラス屋根の建物は2012年に建設された。この建物は民間資金と連邦資金を混ぜて建設され、20年前にこの研究所に管轄権を譲った海軍所有の土地に位置している。

ある関係者は行政府が4日の行事を前に一部職員を再雇用したと述べた。研究所の前職員が訴訟を提起した後、連邦裁判官は行政府の研究所取得は「権力の深刻な簒奪」と判決した。これにより5月、一時的に解雇された役員全員を復職させたが、行政府が控訴すると上級裁判所は事件を審理する間に該当建物を行政府に返還した。

この研究所の現所長はトランプ政権1期目にホワイトハウスの職務から解任された国務省の高官で、該当機関や建物に関する計画を公に明らかにしていないとNYTは伝えた。

先月、裁判所は研究所の前職員らが建物の所有権を取り戻すよう求める請求を却下した。しかし研究所の国際活動を独立して続けている前職員は4日、トランプ大統領が主催する署名式で「建物窃盗の容疑」に抗議する計画だと明らかにした。控訴裁判所が研究所と建物の運命に関する決定を下すのは来年になる見込みだ。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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