メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「照準射撃が不可能になる構造」ロシア軍ドローン防御装置、車体直接装着が招く”戦闘力喪失”

有馬侑之介 アクセス  

引用:Ukrainian Ground Forces
引用:Ukrainian Ground Forces

ロシア軍がウクライナのドローンによって高価な戦車や装甲車を喪失する事例が相次ぐ中、これを防ぐための技術を開発し特許まで出願したが、致命的な設計ミスがあるとの指摘が浮上している。

ウクライナの軍事専門メディア『ディフェンス・エクスプレス』は2日(現地時間)、「ロシアが装甲車に設置する対ドローン防御構造に関する新たな特許を公開した」とし、「この種の特許は2例目だが、その形状や折りたたみ機構から、『フード』と呼ばれるこの構造はウクライナ側の設計をそのまま模倣したものだ」と報じた。

BMP-2歩兵戦闘車に防御構造が装着された図面には、「水陸両用車両が水上の障害物を越える際の保護および偽装を目的に設計された。また、一人称視点(FPV)ドローンや無人航空機(UAV)から投下される成形炸薬弾(HEAT:爆発エネルギーを一点に集中させて装甲を貫通する弾頭)の被害を軽減させる」と仕様が記されている。

構造的には、ドローンや搭載爆弾が車両の外壁に直接衝突する前に、メッシュや格子、網などが先に衝撃を受けて起爆させるか、起爆位置を車体から引き離す(スタンドオフ距離を設ける)役割を果たす。これはウクライナ軍の「フード」と同様の仕組みだ。

しかし、ロシアの装甲車両・機甲戦力専門の評論家アンドリー・タラセンコ氏は、「当該の図面には致命的な欠点がある。防御構造が砲塔(ターレット)ではなく、車体側面に直接装着されている点だ」と指摘した。続けて「このような構造では砲塔の回転を妨げ、事実上、主砲による照準射撃が不可能になる」と付け加えた。

これに関連し、『ディフェンス・エクスプレス』は「今回出願された特許はすでに昨年夏に公開されていたものだ」とし、「開発者らは他の装置より1.5倍効果的だと主張しているが、その実効性には疑問符が付く」と伝えた。また、すでに中国で模倣された事例があることも併せて指摘した。

「ドローンを防げ!」米軍も新たな防衛指針を発表

ドローン防御に注力しているのは、戦時下のウクライナとロシアだけではない。ウクライナ式の防御構造を模倣した中国に続き、米国防総省もドローン攻撃から重要インフラを防衛するための新たな指針を発表。網(ネット)やケーブルなどの受動的な物理的防御手段の活用を推奨している。

米軍事メディア『TheWarZone』は2日、「米国防総省の新指針において、ドローン防御のための強化構造と網が核心要素として浮上した」と報じた。

国防総省傘下の合同タスクフォース401は先週、「重要インフラの物理的保護」に関する報告書を公開した。対象には発電所から、ワールドカップなどの大規模イベントが開催されるスタジアムまで、多様な民間施設が含まれる。

新指針の核心概念は「強化(Harden)、隠蔽(Obscure)、警戒(Perimeter)」で、それぞれの頭文字を取って「HOP」と呼ばれる。報告書では、「セキュリティ強化は施設全体を密閉することではなく、予測可能な空中侵入経路を妨げる障害物を選択的に設置することを意味する」と強調。「簡易的な障害物でも、安価なコンシューマー向けドローンの接近を阻み、よりリスクの高い飛行経路を選択させることが可能だ」としている。

『TheWarZone』は、「今回の指針はコスト効率の高い方法として網や張力ケーブルを強調しており、開閉式屋根を持つ施設では屋根を閉じるなどの対策を勧めている」と伝えた。特に2026年6月に開催される「FIFAワールドカップ2026」に向けた関心が高まっており、観客保護用の網を小型無人航空機(sUAS)の侵入阻止に再利用できる可能性にも言及している。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ダウン症の可能性が高い」と診断され中絶…米430万人YouTuberの告白に波紋
  • すでに始まった異変…「1950年以降最大規模が到来する」不気味な警告
  • イラン、MOU内容を先行公開した理由は
  • 「イラン、米国に3,000億ドルの復興支援要求」…イランメディア、MOU草案公開
  • 対米投資第3弾もSMRか…原発関連投資だけで10兆円超の可能性
  • 英政府、「北アイルランドの反移民暴動は人種差別的攻撃」と非難

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    ホンダ、シビックにスポーツグレード「RS」を追加 MT感覚を再現する新技術の正体

    モビリティー 

  • 2
    緊急時に命を救うかもしれないボタン操作 「3秒長押し」で変わる車の世界

    モビリティー 

  • 3
    12歳を装って養子縁組される寸前に発覚した37歳女

    トレンド 

  • 4
    「同じ事故なのに…」女性の車両衝突負傷リスクが男性を大きく上回ると判明

    モビリティー 

  • 5
    エベレストで行方不明になったシェルパ…葬儀の最中に「劇的生還」

    トレンド 

話題

  • 1
    「どうやって運転するの?」ウェイモ新型ロボタクシー、運転席ごと消えた理由

    モビリティー 

  • 2
    突然姿を消した「フォロワー150万人」のスター犬…飼い主に無断で、わずか4千円で“犬肉として売られる”

    トレンド 

  • 3
    「なぜ曇る?」ワイパー交換より先にやるべき、梅雨の視界対策の盲点

    モビリティー 

  • 4
    バナナ1本の値段が“10億円”…一口で食べられたと思ったら、今度は盗難騒動に

    トレンド 

  • 5
    「氷をかじり、チョコレートでしのいだ」…エベレストで孤立、“6日ぶりに生還した”シェルパ

    トレンド