
香港の裁判所は、国家保安法違反の容疑で起訴された反中ジャーナリスト、ジミー・ライ氏に対し、懲役20年の判決を言い渡した。
香港メディア「HK01」などによると、西九龍裁判法院は9日午前、ライ氏について、外国勢力との共謀や扇動など、計3件の容疑すべてを有罪と認定し、この判決を下した。懲役20年は、香港における国家保安法違反の判決として最も重い刑期となる。
裁判所は、ライ氏が2019年の香港デモで自身の国際的な人脈を活用し、反中キャンペーン団体「Fight For Freedom. Stand With Hong Kong. 重光團隊」と共に、複数の国を相手に中国および香港政府や関係者への制裁を積極的に働きかけたと判断した。また、反中メディア「蘋果日報」を通じて市民を扇動した行為も国家保安法違反にあたると認定した。
ライ氏は、外国勢力と共謀し扇動的な資料を発表するなどして香港国家保安法に違反した容疑で、2020年12月に逮捕・起訴されていた。高等裁判所は昨年12月、外国勢力との共謀など3件の容疑すべてを有罪と認定している。
「CNN」によると、ドナルド・トランプ米大統領をはじめとする西側諸国の指導者たちは今回の裁判を注視しており、「ライ氏の釈放を求める国際的な声はさらに高まる可能性がある」と報じた。
衣料ブランド「ジョルダーノ」の創業者でもあるライ氏は、天安門事件以降にメディア事業に参入し、1995年に「蘋果日報」を創刊した。2003年の国家保安法反対デモや、2014年の行政長官の普通選挙を求めるデモを支持し、代表的な反中メディアとして成長したが、中国の圧力により2021年に自主廃刊している。
















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