メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「世界経済を人質に取った」イランがホルムズで始めた徴収、年間15兆円の恐怖計算

梶原圭介 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ホルムズ海峡が、米国・イスラエルとイランの戦争の影響で事実上封鎖される中、イランが通行料を徴収するトールゲートと化しつつある。28日(現地時間)、「CNN」は、ホルムズ海峡がイランにとって最も強力な武器であると同時に、新たな収入源になっていると報じた。

現在イランは、中国やロシア、インドなど自国が友好国とみなす国に対してのみ、事前調整と通行料の支払いを条件に海峡通過を認めており、この過程で一部の船舶から最大200万ドル(約3億1,900万円)程度の金を受け取ったとされる。さらにイラン議会は、ホルムズ海峡での通行料徴収を制度化する法案の草案作成にも着手している。スエズ運河のように、公式に通行料を課すトールゲートとして確立する狙いがあるとみられる。

「ロイター(Reuters)」の報道によると、平時にはホルムズ海峡を1日あたり約2,000万バレルの原油および石油製品が通過しており、これは世界全体の原油消費量の約20%に相当する。さらに、カタールやアラブ首長国連邦(UAE)などで生産される世界の液化天然ガス(LNG)輸送量の約20%もこの海峡を通過する。1日に通過する船舶は約120~140隻で、そのうち約半数が原油を運ぶタンカーだ。仮にイランが実際に通行料徴収を本格化させた場合、1隻あたり最大200万ドル(約3億1,900万円)と仮定すると、年間収入は1,000億ドル(約15兆9,500万円)を超える試算となる。

ただし、イランのこうした主張は国際法上の根拠に乏しい。海洋法に関する「国際連合(UN)」条約(UNCLOS)第26条と第44条によれば、国際航行に利用される海峡ではすべての船舶に通過通航権が保障され、領海内でも通過自体に通行料を課すことはできず、外国船舶のために提供された特定のサービスの対価としてのみ費用を請求できる。しかし、イランはこの条約の当事国ではないため、条項を遵守する義務がないと主張している。これについて米海軍大学校国際海洋法教授のジェームズ・クラスカ氏は、「ホルムズ海峡はイランとオマーンの領海が重なる国際航行海峡だ」とし、「通行料徴収は通航規則違反だ」と指摘した。

また、ルビオ国務長官も、「戦争後の最大の課題は、イランがホルムズ海峡に通行料徴収システムを構築しようとする試みになるだろう。これは違法であるだけでなく、容認できず、世界に危険をもたらすことだ」と批判した。さらに、「ブルームバーグ・エコノミクス」の中東担当責任者であるディナ・エスパンディアリ氏は「CNN」とのインタビューで、「イランのホルムズ封鎖戦略が世界経済を人質に取った」とし、「今回の戦争で得た教訓の一つは、イランがこれを通じて新たな交渉力を持ち、再び活用する可能性が高いということだ」と分析した。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ダウン症の可能性が高い」と診断され中絶…米430万人YouTuberの告白に波紋
  • すでに始まった異変…「1950年以降最大規模が到来する」不気味な警告
  • イラン、MOU内容を先行公開した理由は
  • 「イラン、米国に3,000億ドルの復興支援要求」…イランメディア、MOU草案公開
  • 対米投資第3弾もSMRか…原発関連投資だけで10兆円超の可能性
  • 英政府、「北アイルランドの反移民暴動は人種差別的攻撃」と非難

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    「夢の中の老人が教えてくれた番号」…妊娠5か月の野菜商人、タイ宝くじで1等当選

    トレンド 

  • 2
    「電気自動車で千キロ走れる時代が来る?」中国・東風が年内量産を宣言した全固体電池の実力

    モビリティー 

  • 3
    ホンダ、シビックにスポーツグレード「RS」を追加 MT感覚を再現する新技術の正体

    モビリティー 

  • 4
    緊急時に命を救うかもしれないボタン操作 「3秒長押し」で変わる車の世界

    モビリティー 

  • 5
    12歳を装って養子縁組される寸前に発覚した37歳女

    トレンド 

話題

  • 1
    「同じ事故なのに…」女性の車両衝突負傷リスクが男性を大きく上回ると判明

    モビリティー 

  • 2
    エベレストで行方不明になったシェルパ…葬儀の最中に「劇的生還」

    トレンド 

  • 3
    「どうやって運転するの?」ウェイモ新型ロボタクシー、運転席ごと消えた理由

    モビリティー 

  • 4
    突然姿を消した「フォロワー150万人」のスター犬…飼い主に無断で、わずか4千円で“犬肉として売られる”

    トレンド 

  • 5
    「なぜ曇る?」ワイパー交換より先にやるべき、梅雨の視界対策の盲点

    モビリティー