
ホルムズ海峡の封鎖が続き、原油の供給難が深刻化するなか、政府は来月の原油確保量を大幅に積み増す方針だ。
5日のNHKによると、政府関係者は、迂回ルートによる調達と備蓄油の活用を並行させることで、来月には前年同月比で約60%相当の原油を確保できるとの見通しを示した。
今月の原油確保量が前年同月の20%程度にとどまる見込みであることを踏まえると、大きな増加となる。
代替ルートとしては、アラブ首長国連邦(UAE)東部のホルムズ海峡出口付近にあるフジャイラ港や、サウジアラビア西部のヤンブー港を出発し、紅海を通過する航路などが挙がっている。このルートを活用すれば、UAEとサウジアラビアからは前年同月比で約半分の量を確保できる見込みだ。
さらに同メディアは、米国テキサス州からは前年の供給量の4倍に当たる原油を調達できる見通しで、アゼルバイジャンからも追加供給が行われると伝えた。
不足分は備蓄油の放出で補う方針で、政府は来月、国家備蓄油から約20日分を追加放出する案を検討している。
政府は、代替ルートによる調達と備蓄油の放出を組み合わせることで、現時点では来年初めまでに必要となる原油供給量を確保できるとみている。













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