
高市早苗首相は、オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王と電話会談し、ホルムズ海峡の安全を一日も早く確保することが不可欠だとの考えを伝えた。オマーンはホルムズ海峡の南側に位置し、イランと米国の協議でも重要な仲介役を担っている。
15日付の産経新聞によると、高市首相は中東情勢の緊迫を受け、前日にハイサム国王と電話で会談した。
ハイサム国王は、ホルムズ海峡の安全な航行の確保を含め、事態の安定化に向けて各国と協力していく意向を示した。
高市首相はこれに対し、米国とイスラエルによるイラン攻撃後、オマーンが自国民の保護に協力したことにも謝意を伝えた。
会談後、高市首相は首相官邸で記者団に対し、オマーンについて、現在の中東情勢で地域の緊張緩和に重要な役割を果たしていると説明した。そのうえで、ホルムズ海峡に面する地政学上の要衝であり、エネルギー安全保障の面でも重要な国だとの認識を示している。
高市首相はこのところ、アラブ首長国連邦、イラン、パキスタンなど関係国の首脳と相次いで電話会談を行うなど、積極的な外交対応を続けてきた。
7日には、アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領に対し、原油の安定供給に向けた協力を要請した。
米国とイランの休戦直後にあたる8日には、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領と電話で協議し、事態の早期沈静化が最優先課題だとする考えを伝えるとともに、ホルムズ海峡の航行安全の確保を求めた。
さらに13日には、仲介国であるパキスタンのシェバズ・シャリフ首相とも電話会談を行った。
















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