
米国のドナルド・トランプ大統領が、イランとの終戦交渉を巡り、核兵器の開発だけでなく外部からの購入も禁止すべきだとの考えを示した。
トランプ大統領は5月30日(現地時間)、息子の妻であるララ・トランプ氏が司会を務めるFOXニュースの番組インタビューで、イランとの合意の可能性に言及した。
トランプ大統領は「私は合意する。署名と同時にホルムズ海峡を即座に開放できるためだ」と述べた上で、「一つ確保しなければならない保証は、イランが核兵器を持たないということだ」と強調している。
トランプ大統領によると、イランは当初、核兵器を開発しないとしていたが、同大統領は核兵器を購入する可能性も問題視したという。
トランプ大統領は「彼らは当初、核兵器を開発しないと言っていた。だが、私が『核兵器を購入したらどうなるのか』と尋ねると、今では軍事用兵器を開発したり、いかなる方法でも購入したりしないと言っている。これは大きな違いだ」と語った。
イランによる核兵器の直接開発だけでなく、外部からの購入も認めない方針を明確にした発言とみられる。
交渉を急がない姿勢も示しており、トランプ大統領は「私は急いでいない。ゆっくりと、しかし確実に、我々は望むものを手にしている」と述べている。
さらに「望むものを得られなければ、別の方法で終わらせる」とも話し、合意に至らない場合には軍事的対応の可能性も排除しない考えをにじませた。
これに先立ち、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、トランプ大統領が米国とイランの間で作成された終戦に関する了解覚書(MOU)の暫定案を承認せず、条件を強化した上で再びイランに伝えたと報じた。修正内容は公開されていない。
イランも、米国の文案をそのまま受け入れる考えはない。イランの半国営タスニム通信は、イランが新たな修正案を提示する予定だと伝えた。
タスニム通信が引用した交渉筋は「双方の文案交換は続いており、イランも当然、合意文に独自の修正案を反映させる」と説明し、「まだ最終的に確定したものは何もない」と述べた。
この交渉筋は「トランプ大統領側が修正案を加えたからといって、イランがそれを受け入れるという意味ではない」と指摘した上で、「イランの判断基準は、我々が直接同意できる文案かどうかだ」と説明している。
その上で、「イランは合意に至らない事態(ノーディール)にも徹底して備えている」と付け加えた。













コメント0