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トヨタ系も出資、世界最高「30%変換効率」…京都発“曲がる太陽電池”が100億円で量産化!中国勢と真っ向勝負へ

望月博樹 アクセス  

引用:京都大学ホームページ

18日、京都大学発のスタートアップであるエネコートテクノロジーズが薄くて曲げやすいペロブスカイト太陽電池の量産に向け、初の工場建設に着手したと『日本経済新聞』が報じた。

京都府宇治市に建設予定のこの工場は、2026年夏の稼働を目指しており、開発費を含め約100億円が投資される見込みだ。

エネコートは、車両向けなど高付加価値製品の実用化で市場競争力を確保する戦略だ。加藤尚哉社長は「本格稼働時には年間数十メガワットの太陽電池の生産が可能になる」と述べた。

工場は本社近くの宇治市に3,000平方メートルの敷地に4階建てで建設され、延べ面積は5,000平方メートルに達する。クリーンルームを備えた新工場では、発電素材をフィルムに塗布し封止する一連の工程が行われる予定だ。

エネコートは2月、トヨタ自動車系ファンドなどから63億円を調達し、公的補助金も確保した。現在約100人の従業員数を2028年までに200人に増やす計画だ。

エネコートは京都大学の研究成果を基盤に、発電効率を高める素材技術に強みを持つ。

特にトヨタとは電気自動車(EV)の屋根へ搭載する太陽電池を共同開発しており、小型で変換効率30%という世界最高レベルの性能を達成した。

ペロブスカイト太陽電池は曲げやすいため、車両の屋根やボンネットに容易に適用できる利点がある。

エネコートは、晴天が続けば年間5,000kmの走行に必要な電力を生産できるため、充電がほぼ不要なEVの開発も可能になると見込んでいる。

まずは建物壁面への設置より単価が高い車両向け市場を攻略する方針だ。

これまでは、パイロット設備で生産技術などを検証してきた。車両向け以外にも、光が少ない室内でも高効率発電を実現する小型パネルを開発し、工場内の小型センサー電源などに活用する計画だ。

エネコートの加藤尚哉社長は「ロール状フィルムの連続加工で生産効率を高める方法も検討中」と付け加えた。

一方、ペロブスカイト太陽電池市場には積水化学工業が2025年から販売を開始する予定で、パナソニックホールディングスもガラス建材用に市場参入を準備している。

中国の新興企業も量産を開始しており、市場競争はさらに激化する見込みだと日本経済新聞は伝えた。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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