メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「動きが不気味なほど人間」中国のAIロボットが手を伸ばした観客に突進、安全性に関する議論が加熱

荒巻俊 アクセス  

「ロボットが観客に向かって突進」

中国のヒューマノイドロボット、誤作動で「ヒヤリ」

引用:Instagram
引用:Instagram

中国の春節祭会場で、AI搭載のヒューマノイドロボットが、手を伸ばした観客に向かって突進するような動きを見せ、危うく事故になりかけた。

26日(現地時間)、アメリカの工学専門メディア「インタレスティング・エンジニアリング」などによると、先月末に「中国中央テレビ(CCTV)」の春節特別番組に登場したヒューマノイドロボットが、イベント会場で観客に向かって突進するような様子を捉えた映像が、SNS上で後日公開された。

映像では、安全バリケードの後ろにいた観客らがロボットに向かって手を伸ばしている。観客を見つめながら立っていたロボットは、よろめきながら観客の方へと近づき、突然バリケードに向かって突進するような動きを見せた。制御力を失ったロボットに対し、周囲にいた警備員が素早く制止し、ロボットは1人の男性によって後方へ引きずられた。

この映像をInstagramに投稿したネットユーザーは「中国のAIロボットが観客に対して攻撃的な行動を取った」とし、「その動きが不気味なほど人間的だった」と述べた。この投稿は、オンライン上でAIロボットの安全性に関する議論を巻き起こした。

一部のネットユーザーは、ロボットが人間の命令に従わず、人類を支配しようとする内容の映画『アイ、ロボット』に言及し、「映画はすでに警告していた。あれはドキュメンタリーだった」と反応を示した。一方で、他のユーザーは「ロボットが突然転倒したように見える」とし、観客を意図的に攻撃したのではないと主張した。ロボットの突発的な動きは、機械の誤作動や転倒しそうになりバランスを取ろうとする動きだという主張だ。

引用:YouTube動画より
引用:YouTube

このロボットは、中国のユニトリー(宇樹科技)が開発したヒューマノイドロボット「H1」で、CCTVの春節特別番組でダンスを披露し、全国的な注目を集めた。ステージではハンカチを投げるなど、高度なダンス動作も見せた。このロボットは、最近オンラインで65万元(約1,329万円)で予約販売され、発売直後に完売となった。身長180cm、体重47kgで、秒速3.3mの速さでで平面上を素早く移動できる。自社開発の高性能電動モーターとセンサーにより精密な動作ができ、物流センターや工場など様々な作業現場での活用が期待されている。

専門家は、今回の事故がロボット工学の直面する重要な課題を示していると分析した。ロボットは通常の条件下では安定性を維持するよう設計されているが、バランスを崩したり障害物に直面したりした場合、進路修正の過程で突発的な動きをする可能性があるという。このような不規則で予測不能な動きは、人間にとって脅威的に感じられることがあると、メディアは伝えている。

中国当局は「ヒューマノイドロボットが事故なく性能テストを通過したことを確認しており、この事件を踏まえて今後システムの微調整を行う計画だ」と述べたと報じられている。製造元は「プログラム設定またはセンサーのエラーによって発生した事故」と説明したとされる。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「ビニールに包まれたまま腐敗...」米人気歌手の車両から“女性遺体”発見!死因不明のまま捜査継続
  • 「人間の赤ちゃんそっくり!」中国動物園のチンパンジー、観客が見せる動画に夢中過ぎて「動画禁止令」発令
  • 【人倫を失った母】3年前に3歳娘をクマの檻へ投げ入れ、不起訴処分の末…ついに刃物で殺害
  • 【衝撃】火鍋に小便した中国10代…SNS炎上で両親に4,500万円賠償命令
  • 「高卒歓迎」が逆にプレミア化?資格支援・免許費用免除まで…人手不足で待遇競争が過熱
  • 「母性に境界はなかった」ボストン動物園でゴリラ母キキ、人間の赤ちゃんにガラス越しの愛情

こんな記事も読まれています

  • 「ランドクルーザーGRスポーツ ラリーレイド」登場…ダカール12連覇を記念した究極の特別仕様
  • PHEV「低排出」の看板崩壊?実走行CO₂は公式値の5倍、業界と環境団体が激突
  • ホンダ「0シリーズ」世界初公開…F1直系DNAと「Thin, Light, Wise」でEVの常識を破壊
  • 【比較検証】「SUVは転覆の危険が高い?」…セダンとの制動距離差も浮き彫りに、どちらが本当に安全か
  • 「ビニールに包まれたまま腐敗…」米人気歌手の車両から“女性遺体”発見!死因不明のまま捜査継続
  • 【衝撃】政府襲撃・暗殺計画暴露!ボルソナロ前大統領、クーデター陰謀で有罪判決 “数十年懲役”の可能性
  • 「4年ぶりに姿を現したジャック・マー」アリババ低迷を終わらせる“最後の切り札”なるか!
  • 「人間の赤ちゃんそっくり!」中国動物園のチンパンジー、観客が見せる動画に夢中過ぎて「動画禁止令」発令

こんな記事も読まれています

  • 「ランドクルーザーGRスポーツ ラリーレイド」登場…ダカール12連覇を記念した究極の特別仕様
  • PHEV「低排出」の看板崩壊?実走行CO₂は公式値の5倍、業界と環境団体が激突
  • ホンダ「0シリーズ」世界初公開…F1直系DNAと「Thin, Light, Wise」でEVの常識を破壊
  • 【比較検証】「SUVは転覆の危険が高い?」…セダンとの制動距離差も浮き彫りに、どちらが本当に安全か
  • 「ビニールに包まれたまま腐敗…」米人気歌手の車両から“女性遺体”発見!死因不明のまま捜査継続
  • 【衝撃】政府襲撃・暗殺計画暴露!ボルソナロ前大統領、クーデター陰謀で有罪判決 “数十年懲役”の可能性
  • 「4年ぶりに姿を現したジャック・マー」アリババ低迷を終わらせる“最後の切り札”なるか!
  • 「人間の赤ちゃんそっくり!」中国動物園のチンパンジー、観客が見せる動画に夢中過ぎて「動画禁止令」発令

おすすめニュース

  • 1
    【防衛革命】世界初の実艦配備に成功!米国すら断念した「レールガン」実用化で防衛パラダイムが一変

    フォトニュース 

  • 2
    【戦慄】露、ウクライナの子ども数万人を210カ所以上で強制収容…軍事訓練も発覚

    ニュース 

  • 3
    「731部隊の生体実験」扱った中国映画公開...反日世論煽る動きに“日本人襲撃事件”再発懸念

    ニュース 

  • 4
    「地獄の夜」イスラエルがガザ市に地上軍を電撃投入…37回の大規模空爆と戦車攻撃で少なくとも40人死亡

    ニュース 

  • 5
    NATO国境付近で戦車・戦闘機・ドローン総動員!ロシアとベラルーシ、「戦争シミュレーション」演習か

    ニュース 

話題

  • 1
    「ロシアの装備不足か?」MiG-29にケーブルタイでドローン固定、世界で嘲笑の嵐

    フォトニュース 

  • 2
    「米国の関税×中国の供給制限×国際需要増」でアルミ価格が高騰!来年末まで在庫不足が続く見通し

    ニュース 

  • 3
    「来るなと警告しただろう!」中国海警、フィリピン船に“水砲攻撃”、南シナ海で緊張激化

    ニュース 

  • 4
    中国海警、南シナ海スカボロー礁でフィリピン船に放水砲…ガラス粉々に砕け乗員1人負傷

    ニュース 

  • 5
    ホワイトハウスの影響力が強すぎる?新理事就任でFOMCが揺れる理由

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]