メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

約5,000万円を投じた「豊胸手術」で命の危機、動物のDNAが含まれたインプラントを入れられ深刻な後遺症に

荒巻俊 アクセス  

引用:123RF
引用:123RF

約5,000万円もの巨額を投じて豊胸手術を受けた中国人女性が、成分不明のインプラントで苦しんでいると怒りを爆発させた。

手術を行ったクリニックは、胸のインプラントが患者の「自家組織」を培養したものだと説明したが、問題のインプラントからは鹿などの動物のDNAが検出された。

今月25日(現地時間)、海外メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」によると、中国南東部の江西省出身の女性リンリンさんは2017年、地元の美容室が広報する「革新的な豊胸術」に惹かれ、北京のある美容クリニックを訪れたという。

このクリニックは、患者のコラーゲンを抽出・培養し再注入する方法で、拒絶反応のない「自家由来、自家使用」のインプラントを開発したと主張していた。

同年9月、リンリンさんは美容室のオーナーと共に北京にあるそのクリニックを訪れ、主任外科医から「手術は簡単で安全だ」との説明を受けた。

その後6年間で、リンリンさんはインプラント挿入や修正など計9回の手術を受け、総額239万元(約4,947万8,674円)を支払った。

ところが2023年、リンリンさんはインプラントの変形と漏出を経験した。「胸の2つの塊が胃に触れるほどだった」と語った。

リンリンさんが北京のクリニックに修正手術を要求すると、クリニックは診断書の提出を求めた。

翌年10月、リンリンさんはインプラントの除去と検査のため上海の病院を訪れた。

上海の医療チームは、リンリンさんの胸に注入された物質が身体に損傷を与えたと説明した。

調査の結果、リンリンさんの胸のインプラントからヘラジカと牛のDNAが検出された。患者の自家組織を抽出・培養した「自家由来」インプラントというクリニックの説明と矛盾する結果だった。

リンリンさんの乳房奇形は「深刻な身体的・精神的苦痛を引き起こす重度の障害」と判定された。

江西省の美容業界関係者はメディアを通じ、「豊胸手術を受けた患者のインプラントから、ラクダ、ゴリラ、さらにはコウモリのDNAが検出されたケースもある」と明かした。

この関係者は「こうした『非人間的な材料』は免疫拒絶反応などの副作用を引き起こす可能性がある」と警告した。

リンリンさんは障害に対する補償を求めようとしたが、問題のクリニックはもちろん、手術を宣伝していた美容室もすでに閉業していた。

問題のクリニックは営業許可が取り消され、398件もの医療事故による紛争に巻き込まれていた。リンリンさんに手術の安全性を説明したクリニックの主任外科医は、当局に登録されていないことが判明した。

リンリンさんは3月初めにこの事件を北京の保健当局に通報した。

しかし、すでに閉業した施設を相手にした紛争であるため、リンリンさんが適切な補償を受けられる見込みは低いとサウス・チャイナ・モーニング・ポストは報じている。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「愛情が深すぎる!」子どもは忙しくて来られないのに、入院した祖母に毎日会いに来る犬
  • なぜここに集まった?1万6600の恐竜足跡が残した謎
  • 「リアルだと思ったら」先端ヒューマノイドの正体、イランで疑惑
  • 10セントから始まった挑戦、42日で中古車を手にした理由
  • 徴兵制が再び動き出す世界、くじと金で決まる兵役の現実
  • 「使うほど散漫に」SNSが子供の注意力に与える影響

こんな記事も読まれています

  • SUVに傾いた韓国市場、日産セダンが揺さぶる理由
  • 「バッテリー不安は解消できるのか」BMW、EVにガソリンを載せる理由
  • 出勤前にエンジンがかからない!?冬のバッテリー放電を防ぐ方法
  • 北米赤字が突きつけた現実、ホンダ・日産・三菱が米国で共同戦線
  • 「愛情が深すぎる!」子どもは忙しくて来られないのに、入院した祖母に毎日会いに来る犬
  • なぜ年を取ると一人が心地いいのか、精神科医の見解
  • なぜここに集まった?1万6600の恐竜足跡が残した謎
  • 運動だけでは足りない、心臓を守る6つの食材

こんな記事も読まれています

  • SUVに傾いた韓国市場、日産セダンが揺さぶる理由
  • 「バッテリー不安は解消できるのか」BMW、EVにガソリンを載せる理由
  • 出勤前にエンジンがかからない!?冬のバッテリー放電を防ぐ方法
  • 北米赤字が突きつけた現実、ホンダ・日産・三菱が米国で共同戦線
  • 「愛情が深すぎる!」子どもは忙しくて来られないのに、入院した祖母に毎日会いに来る犬
  • なぜ年を取ると一人が心地いいのか、精神科医の見解
  • なぜここに集まった?1万6600の恐竜足跡が残した謎
  • 運動だけでは足りない、心臓を守る6つの食材

おすすめニュース

  • 1
    SUVに傾いた韓国市場、日産セダンが揺さぶる理由

    フォトニュース 

  • 2
    「まさかの乱入者」結婚式を乗っ取った犬…花嫁より注目を集めた理由

    フォトニュース 

  • 3
    「バッテリー不安は解消できるのか」BMW、EVにガソリンを載せる理由

    フォトニュース 

  • 4
    出勤前にエンジンがかからない!?冬のバッテリー放電を防ぐ方法

    フォトニュース 

  • 5
    北米赤字が突きつけた現実、ホンダ・日産・三菱が米国で共同戦線

    モビリティー 

話題

  • 1
    「ホンダは15%急減」5か月ぶりのマイナス、日本車4社が米国で失速した理由

    モビリティー 

  • 2
    「寒さの中でも氷ドリンク?」韓国発ブームが体温・血流・胃に“連鎖ダメージ”を引き起こす

    ライフスタイル 

  • 3
    「事故りました」ライブ配信しながら運転→歩行者死亡…その後まさかの寄付募集

    ニュース 

  • 4
    抹茶でハゲる?SNS発・謎すぎる脱毛騒動の正体

    ライフスタイル 

  • 5
    ヒョウ絶叫!巨大サイに“尻で圧殺”される瞬間…狩りの誤算が命取りに

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]