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「15年前は俺の方が金持ちだったのに…」中国一の富豪に登り詰めた「あの男」の正体

荒巻俊 アクセス  

引用:ウェイボー@張一鳴
引用:ウェイボー@張一鳴

わずか15年前、新型スマートフォンの買い替えを迷っていた80年代生まれの青年が、世界的なインターネット企業を成功させ、中国最高の富豪の座に登った。

26日(現地時間)、ブルームバーグ通信は、TikTokの親会社である「バイトダンス」の創業者、張一鳴(41)が初めて中国一の富豪になったと報じた。

ブルームバーグ通信の億万長者指数によると、張一鳴の純資産は575億ドル(約8兆5,660億7,009万円)と評価され、「テンセント・ホールディングス」の共同創業者である馬化騰(568億ドル(約8兆5,453億1,339万8,505円))、ミネラルウォーターの「農夫山泉」創業者の鐘睒睒(545億ドル(約8兆1,992億8,838万4,129円))を抜いて1位となった。世界ランキングでは、張一鳴が24位、馬化騰が25位、鐘睒睒が26位に並んだ。

バイトダンスの企業価値が3,650億ドル(約54兆3,759億2,319万円)に再評価されたことで、張一鳴の資産は100億ドル(約1兆4,897億5,132万円)以上増加した。

ブルームバーグは、張一鳴が現在、インドの「リライアンス・インダストリーズ」のムケシュ・アンバニ会長(909億ドル/約13兆5,418億3,950万円)と「アダニ・グループ」のゴータム・アダニ会長(723億ドル/約10兆7,709億204万円)に次いでアジアの富豪3位に位置していると説明した。

アメリカ内で一時、停止されていたTikTokサービスは再開されたが、依然としてその将来は不透明である。中国でのバイトダンスは人工知能(AI)業界の先駆者の一つとみなされている。バイトダンスのAIチャットボット「抖音(Douyin)」の月間アクティブユーザーは7,500万人に達する。

極目新聞や観察者網など中国の現地メディアは、彼が「80後(バーリンホウ)」(1980年代生まれ)の自力で成功した起業家という点に注目した。メディアは「中国で最も裕福な新世代が誕生した」とし、「張一鳴の成功は個人的な達成にとどまらず、『ショートフォーム(短く簡潔な形式のコンテンツ)』経済時代の重要な指標となった」と紹介した。

昨年10月、中国版フォーブスと呼ばれる「胡潤研究院」の評価で中国の富豪ランキング1位を記録した際、中国ではすでに「富豪の世代交代が起きた」との評価が出ていた。

1983年、中国の福建省(ふっけんしょう)で生まれた張一鳴は、シンガポールの南開大学マイクロエレクトロニクス学科を卒業した。2009年「九九房」を創立した彼は150万人のモバイルユーザーを獲得し、不動産アプリ業界1位まで成長させた。その後、モバイルインターネット事業に本格的に参入することを決意し、2011年に「九九房」のCEO職を退いた。

投資家から200万元(約4,147万4,948円)の支援を受けた彼は、2012年に北京のマンションで新たな事業を構想した。

これが、13年後に彼を中国最高の富豪の座へと押し上げることになるバイトダンスの始まりだった。

張一鳴が中国の最高富豪に選ばれたというニュースに、中国のネットユーザーは彼の過去のウェイボウ(中国版X)の投稿を新たに共有するなど、様々な反応を示した。15年前、バイトダンス創業前に新型iPhoneの買い替えを迷っていた彼の姿に、ネットユーザーは「15年前は私の方が張一鳴より裕福だったのか」、「張一鳴はiPhoneが高いと言っただけで、お金がないとは言っていない」といった冗談めいたコメントも寄せた。

中国のメディアは「この投稿が作成された当時、彼はすでに九九房のCEOであり、経済的に困難な状況ではなかったにもかかわらず、消費に対して慎重な姿勢を見せた」と伝えた。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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