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「ミ〇キーマウスみたい」からかわれた3歳の男の子、先天性皮膚病の正体

川田翔平 アクセス  

先天性の皮膚疾患により、耳の両側に大きな皮膚組織ができた中国の3歳男児が無事に除去手術を終え、注目を集めている。

中国・福建省在住のAくんは、生まれつき頭部全体に濃く大きな母斑が複数できる「先天性巨大色素性母斑」と診断されていた。この疾患は皮膚の色素細胞(メラニン細胞)が異常に増殖し、大きな母斑や斑点を形成するまれな病気で、一部では皮膚がんに進行するリスクもあるとされる。

5カ月前、Aくんの家族がSNSに投稿した動画では、両耳の周囲にできた母斑がまるで大きな耳のように見える状態になっていた。

家族はAくんを上海の大学病院に連れて行き、治療を開始した。医師らは、母斑を除去した後に生じる皮膚の欠損を補うため組織拡張器を頭皮内に挿入した。これにより、頭の両側が風船のように膨らんだという。

その後、腫瘤はさらに大きくなり、両親は「頭皮が破れるのではないかと心配だった」と語っている。

また、「一部の人々から『ミッキーマウスのようだ』と指をさされたり、写真を撮られたりした」と述べ、「外出時にはベビーカーに乗せてカバーで覆い、人目を避ける必要があった」と心情を明かした。

3年間の治療準備を経て、Aくんは最近、約6時間にわたる初の母斑除去手術を受け、無事に成功。すでに退院し、現在は自宅で回復中だ。

先天性巨大色素性母斑の約6〜12%が皮膚がんの一種「悪性黒色腫」に進行

先天性巨大色素性母斑(Congenital Giant Melanocytic Nevus)は、出生時から確認される濃い色の母斑で、直径20cm以上または体表面積の2%以上を占める場合を指す。この疾患は皮膚の深層にまで達することが多く、治療は困難を伴う。

全新生児の約1%に先天性母斑がみられるとされており、通常は手術で除去するが、大きな病変の場合は外科手術や皮膚移植による治療が行われる。

母斑は主に頭部、顔、背中などの露出部位にできやすく、外見の変化による心理的ストレスや社会的スティグマ(偏見)を伴うこともある。

また、先天性巨大色素性母斑から皮膚がんの一種「悪性黒色腫(メラノーマ)」発生する頻度は約6〜12%で、小児の悪性黒色腫の約40%を占めるという。

とくに、母斑内にしこりがある場合や、かゆみや痛みを伴う場合は、悪性黒色腫の可能性があるため医師の診察が必要だ。ごくまれに、中枢神経系や脳にまで病変が広がるケースも報告されている。

特別な予防法はなく、幼少期からの継続的な経過観察と適切な管理が重要

先天性母斑は遺伝的・先天的なものであり、予防法は確立されていない。そのため、幼少期からの継続的な経過観察と適切な管理が重要とされる。

特にこの疾患は紫外線に非常に敏感であるため、日焼け止めの使用、帽子やサングラスの着用などで紫外線対策を徹底する必要がある。

治療法は、母斑の大きさや位置、種類に応じて異なり、外科的手術のほか、レーザー治療や薬物療法などが選択される。

特に幼児期の早期治療は、将来的な予後の改善や情緒発達にも好影響を与えるとされている。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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