
雨の日も雪の日も、毎日欠かさずある男性の胸に抱かれている子トラの姿を捉えた映像が話題を呼んでいる。
甘えるように身を預け、ひたすらこの男性に寄り添い続ける子トラ。そんなにも強く信頼し、心から頼っているこの男性とは、一体どんな存在なのだろうか。
注目を集めている映像には、仲間のトラたちに受け入れられず、日々この男性の胸に抱かれて過ごす子トラの姿が映っている。

まるで猫のように一人の男性の胸にぎゅっと抱きつき、なかなか離れようとしない子トラ。
生まれつき気が小さく、おとなしい性格だったこの子トラは、他の仲間とうまくなじめず、次第に群れの中で孤立していったという。
仲間のトラたちが少しでも近づくと怯えた様子を見せ、体をすくめることが多かったため、自然と標的にされる場面も増えていったようだ。

そこで、見かねた動物園のスタッフたちは、他のトラたちにいじめられていた子トラをなだめ、安心させようと抱きしめてあげることにしたという。
すると子トラは、すぐに落ち着きを取り戻した。しかし問題はその後だった。なんとその日以来、子トラが毎日のようにその男性の腕の中にいたがるようになった。
毎日欠かさず子トラを抱いているこの男性は、実は動物園の飼育員だった。

飼育員の腕の中に抱かれている間、子トラは心が落ち着くのか、一度抱かれるとなかなか降りようとしないという。
飼い主のぬくもりと世話を必要とする子猫のようにしか見えないその姿。今日も子トラは、飼育員の胸にしっかりと抱きついているという。
このトラにネットユーザーからは、「本当に手がかかる子だね」、「トラというより、大きな子猫みたい」、「もう猫として育てるしかないのでは?」、「かわいすぎて反則!」といったさまざまなコメントが寄せられている。