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2025年06月25日水曜日
ホームトレンド「絶対に触れるな」北朝鮮の葉っぱに見せかけた“偽装地雷”が川を流れてくる?韓国軍が緊急警告

「絶対に触れるな」北朝鮮の葉っぱに見せかけた“偽装地雷”が川を流れてくる?韓国軍が緊急警告

引用:統合参謀本部
引用:統合参謀本部

今年の夏は梅雨期の降水量が例年より多くなると予想されている中、韓国軍当局は「北朝鮮が国境地帯に埋設した地雷が集中豪雨の影響で南側に流れてくる可能性がある」として注意を呼びかけた。

特に昨年、軍事境界線(MDL)周辺での国境化作業に注力していた北朝鮮は、工事過程で大量の地雷を追加埋設したとされている。

23日の聯合ニュースによると、統合参謀本部は22日、「北朝鮮が地雷を埋設した一部地域は臨津江(イムジン江)、漢灘江(ハンタン江)、化江(ファ江)、北漢江(ブクハン江)、印北川(イムブク川)など、南北が共有する河川および漢江(ハンガン)河口につながっている」とし、「集中豪雨が発生した場合、地雷が流出して韓国側に流れ込む可能性がある」と警告した。

さらに「北朝鮮側で豪雨が発生した場合、黄江(ファンガン)ダムの水門開放などにより水位が急激に上昇する可能性があり、周囲の整備なしに埋設された地雷が流出して流れ込む恐れがある」と付け加えた。

統合参謀本部は、地雷の可能性がある物体を識別できるよう、過去に北朝鮮から流出した地雷の写真を公開した。

北朝鮮が埋設した地雷は木箱地雷や木の葉地雷などで、外見は一般の木の枝や落ち葉に似ているため、肉眼では識別が非常に困難とされている。一部の地雷は、軍の地雷探知機でも探知が難しく、人命被害の危険性が高いと指摘されている。

統合参謀本部は「特に、外見が木の葉のような地雷は肉眼では木の葉と区別が難しいため、より一層の注意が必要だ」と強調した。

また「南北の共有河川付近で地雷と思われる不明な物体を発見した場合は、決して触れず、すぐに近くの軍部隊または警察署に通報してほしい」と呼びかけている。

一方、2015年には北朝鮮軍が埋設した木箱地雷を踏んだ韓国陸軍の下士官が両脚の膝部分を切断する重傷を負い、同じ作戦に参加していた別の下士官も右足首を失うなどの被害があった。また、民間人が地雷を好奇心から触り、死亡・負傷したケースも報告されている。

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