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なぜポール・マッカートニーは夢で名曲を作れたのか?ドイツ研究チームが解明した「N2睡眠とひらめき」の神秘的関係

荒巻俊 アクセス  

引用:Pixabay*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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かつて史上最高のロックバンドで文化的アイコンでもあった「ビートルズ」の数々のヒット曲の中で、「イエスタデイ」は誕生過程がひときわ独特だ。メンバーのポール・マッカートニーが夢の中で聴いたメロディーをそのまま曲にしたとされ、発表時には「知らずに盗作したのでは」と戦々恐々だったという。

ドイツの有機化学者アウグスト・ケクレ(1829~1896)も、化学工業で不可欠なベンゼンの構造式解明に頭を抱えていた。暖炉の前でうたた寝していた際、夢の中でヘビが尾をくわえてくるくる回る姿を見て、あの有名な「ベンゼン環」の構造を着想した。

アインシュタインの相対性理論やスティーブン・キングの小説『ミザリー』も夢からヒントを得たと言われており、タイヤの代名詞である「グッドイヤータイヤ」を生んだ創業者チャールズ・グッドイヤーも夢で現代的タイヤのアイデアを得たという。切実に願えば、夢に現れるものなのだろうか。

ドイツのハンブルク大学心理学研究所、マックス・プランク人間発達研究所、マックス・プランクUCL計量精神科学・加齢研究センターの共同研究チームは、単に「うとうとする」より「深く、十分に眠る」ことが「アハ体験(Aha)」の洞察を得る助けになると報告した。この研究成果は生命科学系国際誌『プロス・バイオロジー』6月27日号に掲載された。

前述の事例のように、人は作業中の問題について突然のひらめきや突破口を得る「ユレーカ(Eureka)」または「アハ」瞬間を経験する。科学的にそのメカニズムは未解明だが、睡眠が重要な役割を果たすと推定されてきた。

研究チームは睡眠が洞察に与える影響を調べるため、男女90人に対し、コンピューター画面を横切る点を追跡する課題を与えた。参加者は点の動きを捉えるだけでなく、別の課題も解かなければならない。課題にはより簡単に解ける複数の方法が潜んでおり、4回試行した後に20分間の昼寝を実施、睡眠中の脳波(EEG)も計測した。

昼寝後の再テストでは、参加者の70.6%が「アハ」体験を報告し、簡単な解法を見つけて課題を素早く解いた。全員が休憩後に洞察力が向上したものの、深い睡眠に入る直前のN2睡眠に到達した人の85.7%がアハ体験を得た。一方、昼寝を取らなかった人は49.6%、浅いN1睡眠だけだった人は63.3%にとどまった。研究チームによれば、深い睡眠が「アハ」瞬間と密接に関連しているという。

研究を主導したマックス・プランク人間発達研究所のニコラス・シュック教授は「今回の研究は、睡眠が人間にこれまで見えなかった解決策をもたらす助けとなることを示す」とし、「EEGグラフが示す通り、十分な睡眠が創造性と洞察力を高める」と語った。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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