メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【非常事態】金の採掘、あとたった“20年”で終了⁉ 地球が隠していた“絶望的な真実”に大人たちが震える

竹内智子 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

金価格が止まらない。まさに「金が金らしい価値を取り戻した」と言える状況だ。中東情勢の緊迫、世界的なインフレの長期化、そして米国の利下げ期待。この三重苦が金相場を押し上げている。さらに、ドナルド・トランプ米大統領が「関税強化策」を打ち出すと、市場は一層反応した。

不確実性の高まる世界で、人々は「安全な逃げ場」として金を選び始めている。金価格は常に混乱の影で輝いてきた。不安な時に人が布団にくるまるように、経済・社会・政治が揺らぐ時には、金という「安全資産」に惹かれるのだ。だが本質的には、単純に「需要>供給」という構造が、金価格の上昇を支えている。

金の誕生は宇宙スケールだ。天文学者によれば、金は超新星爆発や中性子星同士の衝突という極限的な状況で生まれたという。超新星の壮絶な最期、わずか1秒間の核融合によって軽い元素が重い元素に変わり、金が生成された。

そうして宇宙のどこかで生まれた金は、約45億年前、マグマで満たされた地球に重力で引き寄せられた。そして地下に金脈を作り、やがて鉱夫によって掘り出され、ジュエリーショップを経て、私たちの指に収まる。金はまさに「星からの贈り物」なのだ。人類は金を地球上で生み出すことはできない。

それでも、古代の錬金術師たちは金を人工的に作り出そうと試みた。ニュートンすらその魅力に取り憑かれていたという。現代では、粒子加速器を用いれば理論上は金を作ることも可能だ。しかしそのコストは金そのものの数百倍。現実的ではない。

人工的に作れず、錆びず、変色しない。この希少性と不変性こそが、金が「絶対的な価値」を持つ理由だ。

金はかつて王侯貴族の富と権力の象徴だった。現代ではジュエリーや結婚指輪としての地位を保ちつつ、半導体・宇宙産業・医療機器など多分野で不可欠な存在となっている。優れた電気伝導性と耐久性が、その理由だ。

だが近年、金の採掘が限界に近づいている。

人類はこれまでに約20万〜23万トンの金を地殻から掘り出したとされる。45%は宝飾品、22%は金塊・金貨、17%は各国中央銀行が保有している。2024年の世界供給量は4,974トン。

問題は、採れる金がどんどん少なくなっていること。金鉱脈の新発見は難航し、経済的に採掘可能な埋蔵量は残り6万4,000〜7万トン。しかも、かつて1トンの岩石から10〜50グラムの金が得られた時代は終わり、今では1〜2グラムがやっと。費用はかさみ、採算は合いにくくなる。

最も多くの金を保有する未開発国はオーストラリア(9,800トン)、次いで南アフリカ、ロシア、米国と続く。昨年、世界で最も多く金を採掘したのは中国だった。

現在、年間約3,000トンが採掘されているが、このペースでは20年後に枯渇する可能性すらある。さらに厄介なのは、地球上にある金の99%は地核深部に眠っているという事実だ。地球がまだ液体だった頃、高密度の金元素は核へと沈んでいったとされる。

そして今、使用されている金の約3〜4割はリサイクル品だ。金は失われることなく循環している。しかし、新たに掘り出すことができなければ、供給はじわじわと細る。そうなれば、金価格の上昇は避けられない。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「雲の上のサッカー場」高さ350m、建設費用1500億円!サウジの“スカイ・スタジアム”に世界注目
  • 「人間に対し攻撃的...」“感染ウイルス持ち”の実験猿21匹がトラック事故で脱走!米当局「決して近づくな」
  • 「下品だ」と責められた花嫁…ウェディングドレス巡る非難の末に悲劇
  • 「なぜ人はあくびをするのか?」眠いからじゃない!最新研究が暴いた“あくび”の意外な正体
  • 「私が男だなんて!」外見は完全に女性、しかしお腹の中に“精巣”...32歳で“遺伝的男性”と判明
  • 「お前、俺と対等かコラ!」大阪・交野市役所で“パワハラ”横行...“内部通報制度”は形だけだった

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「雲の上のサッカー場」高さ350m、建設費用1500億円!サウジの“スカイ・スタジアム”に世界注目
  • 「世界最強」を掲げた中国空母「福建」、実力はニミッツ級の6割…誇りの陰に隠された“決定的な欠陥”
  • 「迎撃不能の海の怪物」…ロシア、核動力無人潜水艦“ポセイドン”実験成功!
  • ウクライナ、国産ミサイル「フラミンゴ」と「ルタ」を初実戦投入!射程3,000kmでモスクワも射程圏に

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「雲の上のサッカー場」高さ350m、建設費用1500億円!サウジの“スカイ・スタジアム”に世界注目
  • 「世界最強」を掲げた中国空母「福建」、実力はニミッツ級の6割…誇りの陰に隠された“決定的な欠陥”
  • 「迎撃不能の海の怪物」…ロシア、核動力無人潜水艦“ポセイドン”実験成功!
  • ウクライナ、国産ミサイル「フラミンゴ」と「ルタ」を初実戦投入!射程3,000kmでモスクワも射程圏に

おすすめニュース

  • 1
    【トヨタの逆襲】新型「RAV4」と「カローラ」で北米制覇へ…“ハイブリッドの王者”が再び動き出す

    フォトニュース 

  • 2
    「寝るとパンになる犬」目と鼻はどこ?秋田犬・ジンの“つぶれ顔”が可愛すぎて笑撃!

    フォトニュース 

  • 3
    「いや、まだ寝ちゃダメだ...くぅぅ」眠気との“壮絶バトル”の後、“見事K.O.”されるルフィーの姿に爆笑の嵐!

    フォトニュース 

  • 4
    「コンコルド超えの静音技術」!NASA開発、静かな超音速旅客機“X-59”初飛行成功

    フォトニュース 

  • 5
    TXT、13作連続オリコン1位!『Starkissed』でキャリアハイ&日本5大ドーム制覇へ!

    K-POP 

話題

  • 1
    キム・スヒョン側弁護士、「故キム・セロン氏の死因は“家族断絶と自傷行為”」と主張…法的攻防が再燃!

    エンタメ 

  • 2
    「トッポッキ王国」3世ハ・ミンギ、185cmビジュでK-POP界デビューへ!

    エンタメ 

  • 3
    イム・ジョンヒ、臨月の笑顔で登場…バレエダンサー夫と“音楽でつなぐ愛”を公開!

    エンタメ 

  • 4
    「自分たちの豚が食卓に…」5か月育てた豚を食べさせた小学校、涙の“命の授業”

    フォトニュース 

  • 5
    「3度別れ→4度目で結婚」…元KBSアナと精神科医の真実、スタジオ騒然

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]