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「たった3ドルで覚せい剤と同じ感覚に」SNSで拡散した“死の遊び”、米国で毎年200人以上が死亡

梶原圭介 アクセス  

引用:JTBCニュース
引用:JTBCニュース

TikTokなどのSNSで拡散された「クロミングチャレンジ」を試みた米国の10代の少女が、脳死状態に陥った後、ついに死亡した。

先月11日、米ニューヨーク・ポストなど海外メディアによると、アリゾナ州に住むレナ・オルークさん(19)は、スプレーを吸引する「クロミングチャレンジ」を試みて倒れ、1週間以上集中治療室で治療を受けたが、脳死状態に陥った。

脳死の原因は吸入剤乱用による突然死症候群

レナさんは今年の5月に、スプレー式のキーボードクリーナーを吸引したとされている。遺族は「キーボードクリーナーのスプレーを買うのに身分証明書は必要なく、値段も安い。子どもたちはどこでも簡単に手に入れられる。これは匂いもしないので、薬物検査でもわからない」と訴えた。

スプレーを吸引するこのチャレンジは、2023年頃からTikTokなどで流行し、10代の命を奪ってきた。スプレーを鼻や口から吸引すると、スプレーに含まれる揮発性物質によって幻覚症状に陥るが、このような様子をSNSに投稿して再生回数を増やすためにチャレンジに参加する10代が増えている。

消臭剤など日常生活で簡単に手に入る製品

生徒たちがチャレンジに使うスプレーは、汗の匂いを消すデオドラントなど、日常生活で安価に簡単に手に入る製品だ。

生徒たちが投稿したチャレンジ動画を見ると、彼らは車の運転席、公共交通機関の中、部屋の中など様々な場所でスプレーを鼻や口から吸引する。そして、すぐに体を支えられずふらつく。車の中で体を支えられないでいたある生徒は、興奮した声で片手にスプレーを持ったまま「たった3ドルだ。メス(覚醒剤)と同じくらい効く」と話したこともあった。

専門家らは、クロミングチャレンジ中に亜酸化窒素やホルムアルデヒドなどを繰り返し吸引すると、幻覚に陥るだけでなく、吐き気や嘔吐、発作、さらには腎臓や肝機能障害、脳損傷、言語障害などに至ると警告している。

米国では毎年200人以上の青少年が死亡

米国立衛生研究所傘下の薬物乱用研究所によると、スプレー吸引により毎年200人以上の青少年が死亡している。

2023年にはオーストラリアの13歳の少女が、3月31日にクロミングチャレンジに参加して昏睡状態に陥った。通報を受けて出動した救急隊員がこの少女を病院に搬送したが、すでに脳がひどく損傷した状態だった。結局、この少女はクロミングチャレンジを試みてから8日後に死亡した。

昨年は英国の11歳の少年が毒性物質を吸引して亡くなった。2019年にはオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の16歳の少年2人もこのチャレンジに参加して死亡している。

米国家庭医学の専門医であるトーマス・ホロウィッツ博士は「有害成分が入ったスプレー液が鼻や肺、気道に直接触れると、(脳や臓器が)大きく損傷する可能性がある」と警告した。

アリゾナ州のメディカルセンター集中治療室責任者であるランディ・ワイズマン博士は、「不安やうつ病などの精神的な困難を抱える青少年を中心に『クロミングチャレンジ』が拡散している」とし、「幻覚に陥ると一時的な幸福感を感じるかもしれないが、それはほんの数分に過ぎない」と述べた。

さらに、「ガス中の化学物質を吸引すると、実際に肺や体の残りの部分にある酸素を置き換え、心不全、肝不全、肺疾患など、即座に致命的な損傷を引き起こす可能性がある」と説明した。

レナさんの両親は「娘は有名になりたがっていた」、「このような形で名前が知られることになるとは思わなかった」と訴えた。彼らは「家庭でよく使う品々を子どもが乱用しないよう、手の届かない場所に保管するか廃棄すべきだ」と強調した。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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