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【思考ゼロの命令社会】中国で園長の指示で毒入り給食、園生247人が塗料中毒に

織田昌大 アクセス  

引用:weibo
引用:weibo

中国のある幼稚園の給食に有害な塗料が混入され、集団鉛中毒が発生する事件が起きた。給食の写真を「映える」ように見せれば、園児の募集に有利になると考えた園長の指示が原因だった。

21日付の中国公安当局の報告によると、事件が発生したのは中国西北部・甘粛省天水市にあるハスペイシン幼稚園だ。この幼稚園では昨年4月と今年2月の2回にわたり、食用が禁止されている3色の塗料計3.1kgをネットで購入し、小麦粉の生地に混ぜてコーンソーセージパンや三色ナツメ餅などを作り、給食として提供していた。

園長自身もこの給食を口にしており、血中の鉛濃度が基準値を超えていたことが判明している。地元の病院などは、この事実を隠蔽するために検査結果の数値を操作していたと、中国中央テレビ(CCTV)など官製メディアが報じている。

異常を訴えた園児たちは昨年から天水市第2人民病院で検査を受けていたが、病院側が血中鉛濃度が基準値を超えていたにもかかわらず「問題なし」と虚偽の説明をしていたことも発覚した。

一方で、隣接する陝西省の省都・西安市の西安中央病院で検査を受けた複数の園児からは、血中鉛濃度が200〜500μg/Lという高い数値が検出された。中国当局によると、子どもの血中鉛濃度の正常値は100μg/L以下とされており、米国疾病予防管理センター(CDC)基準では50μg/Lを超えると鉛中毒と診断される。鉛中毒は脳や中枢神経に不可逆的な損傷を与える恐れがあり、子どもの場合、認知機能や注意力の低下、成長遅延など深刻な健康被害を招く可能性がある。

今月2日から3日にかけて本格的に問題が表面化し、甘粛省疾病管理センターが検査に乗り出したが、検体採取と検査の際にガイドラインに違反し、結果が歪められていたことも明らかになった。

保護者や中国のネットユーザーの間では、天水市当局が今回の事件を組織的に隠蔽・矮小化しているのではないかとの疑惑が広がっている。さらに、19年前にも天水市で集団鉛中毒事件があったことが判明し、今回も地域の工場から排出された汚染物質が原因との見方も浮上している。

問題の幼稚園は私営の営利目的の園で、園長は出資者の同意を得て調理師らに指示を出していた。給食の写真を宣伝用に「映える」ようにするため、塗料の購入を決めたとされる。中国では民間幼稚園が急増し、園児募集の競争が激化する中、こうした極端な手段が取られた。現在、園長、出資者、調理師など計6人が逮捕され、関係者17人が取り調べを受けている。

これまでに園児251人と教職員34人が検査を受けた結果、園児247人、教職員28人に異常が見つかったという。

引用:時務ニュース
引用:TikTok
織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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