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2025年08月12日火曜日
ホームトレンド「簡易トイレくらい設置しろ」中国工事現場で草むらで用足す作業員を野生動物と誤認、夜間狩猟中の空気銃で死亡

「簡易トイレくらい設置しろ」中国工事現場で草むらで用足す作業員を野生動物と誤認、夜間狩猟中の空気銃で死亡

中国・江西省、工事作業員が野生動物と誤認され射殺…娘の結婚資金のため出稼ぎ中に悲劇

中国江西省南昌市(コウセイショウ・ナンチャンシ)で、工事現場の男性作業員が草むらで用を足していた際、野生動物と誤認され、夜間の狩猟中に空気銃で撃たれ死亡する事件が発生した。被害者は娘の結婚資金を稼ぐために故郷を離れ働いており、その境遇から悲劇性が一層深まっている。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません

地元メディア「ジムー新聞」によると、事件は先月7日午前1時ごろだった。リウさんが作業を終えた後、宿舎に戻らないことを同僚が不審に思い、警察に通報した。捜索の結果、宿舎から約800メートル離れた田んぼでリウさんが発見されたが、既に死亡しており、現場の草むらには大量の血痕が残されていた。

夜間狩猟中の誤射

警察の捜査で、事件は夜間狩猟中の誤射によるものと判明した。前日の午後10時半ごろ、容疑者のスイ氏とルオ氏が公園近くで空気銃による狩猟を行っていた際、草むらにしゃがんでいたリウさんを野生動物と誤って発砲した。弾丸は致命傷となり、リウさんは現場で死亡した。

両容疑者は翌8日に刑事拘留された。リウさんは今年10月に予定された娘の結婚式の費用を工面するため、地元を離れて出稼ぎに出ていた。

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