
米ニュース誌『ニューズウィーク』は14日、中国の犬肉市場から救出され、その後1年間を檻で過ごしたゴールデン・レトリバーが英国で「ずっとの家族」と出会い、「第二の犬生」を歩み始めたと報じた。
経緯は次の通りだ。英国在住の女性は先月25日、自身のSNSに「Martha」とハートの絵文字を添え、複数の写真を投稿した。

公開された写真には、女性が約1年前に迎え入れたゴールデン・レトリバー、マーサの姿が写っていた。

女性によれば、マーサは中国の犬肉市場で食肉として売られる危機に瀕していたが、中国・ハルビンの動物保護団体の尽力により救出された。
ただ、救出後の約1年間は、ほかの犬たちと共に狭いケージで過ごさざるを得なかったという。

女性はSNSで団体の里親募集を偶然目にし、マーサに心を奪われて里親申請を行った。こうしてマーサは北京からパリ、そしてパリからロンドンへと長旅を経て、ついに女性のもとへ辿り着いた。


室内で暮らした経験がなかったマーサは、当初こそ新しい環境に戸惑ったが、ほどなく家族の一員として溶け込み、女性が飼うダックスフント2匹ともすぐに打ち解けた。
散歩の経験もなく、海で泳ぐことなど想像もできなかったマーサだが、女性との出会いを機に犬生は一変した。


いまでは他の愛犬たちと同じように、海への旅行を楽しみ、砂浜を駆け回り、ソファでくつろぐ日々を送っている。より高値で売る目的で無理に体重を増やされていたとされるが、女性のケアで減量に成功し、いっそう健康になったという。


あわや犬肉として売られるところだったマーサは、いまでは飼い主の結婚式にも家族の一員として参列し、毎年の誕生日パーティーも開かれるなど、幸せな日々を謳歌している。


この投稿には、「これを見て涙が出ました。マーサを救ってくださり、本当にありがとうございます」「素晴らしいですね。マーサと共に幸せな日々を」「お互いにとって運命的な出会いだったのですね」など、感動の声が寄せられた。
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