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2025年08月27日水曜日
ホームトレンド「警察より早いかも」ピザ店主とSNSが食い逃げ観光客を追い詰め、宿泊先で代金回収

「警察より早いかも」ピザ店主とSNSが食い逃げ観光客を追い詰め、宿泊先で代金回収

引用:GettyImageBank*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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イタリアのピザ店主が、いわゆる「食い逃げ」をした2人のフランス人観光客の宿泊先を突き止め、食事代を回収した。店主は現地の「ネットユーザー捜査隊」の協力を得たという。

8月24日(現地時間)、フランスの日刊紙ル・パリジャンによると、フランス人観光客の男女2人は8月19日の夕方、イタリア東部の海辺の町チビタノーバ・マルケのレストランでピザ2枚とカクテル4杯を注文したとのことだ。

2人は食事を終えた後、支払いをせずにテーブルを立ち、さりげなく店を出た。彼らの注文金額は合計44ユーロ(約7,568円)だった。

当時、店の従業員は誰もこのことに気づかず、後になって「食い逃げ」に気づいた店主ミケーラ・マラティーニさんは、店内の防犯カメラに映った2人の姿をFacebookで公開した。

翌朝、2人のフランス人が町内の宿泊施設付近で目撃されたとの情報を得たマラティーニさんは、午前8時30分頃に現場へ向かい、2人が宿泊していた部屋をノックした。

マラティーニさんは現地メディアの取材に対し、「冷静に映像を見せながら『なぜ支払わずに帰ったのか』と尋ねたが、彼らは無言で金を渡し、謝罪の言葉もなかった」と語った。

マラティーニさんは「これはお金の問題ではなく、尊重と礼儀の問題だ」と強調し、「客のこうした行為は、懸命に働く人々にとってまるで平手打ちを食らうような感覚だ」と語った。

さらに、「『食い逃げ』をしようとする観光客には、防犯カメラによる追跡が可能だと認識してほしい」と強調した。

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