既婚で4人の子を持つ女性と交際していた20代男
「結婚の強要と借金の督促に腹を立て犯行に及ぶ」

インドで、SNSを通じて知り合い、恋人関係となった50代女性を、結婚の要求や借金の督促に腹を立てて殺害した20代の男がインド警察に逮捕された。
2日(現地時間)現地メディアNDTVやロクマトによると、インド北部ウッタル・プラデーシュ州マインプリ警察は、交際相手の女性を殺害した疑いでアルン・ラジプート(26)を逮捕し、拘置していると発表したという。
先月11日、マインプリ警察は管轄内のカールパリ村近郊で女性の身元不明遺体を発見した。遺体には首を絞められた痕跡があり、検視の結果、殺害と断定された。
その後、周辺警察署に寄せられた失踪届などを総合し、被害女性がファルカバード地域に住む52歳の女性であると特定した。さらに、当女性がインスタグラムで知り合った男と交際していたことを突き止め、ラジプートを追跡して逮捕したと伝えられた。
ラジプートは小型トラックの運転手で、警察の取り調べに対し、女性とはインスタグラムで知り合い、1年半ほど友人として過ごした後、約2か月前から電話番号を交換し、電話で連絡を取り合ったり、実際に数回会ったりもしたと供述した。
事件当日の先月11日、女性はファルカバードからマインプリ訪れてラジプートと会った。ラジプートによれば、女性は以前から結婚を強く迫っており、この日も結婚の話を持ち出したという。

また、借金の催促にも腹が立ったと供述したことが明らかにされた。ラジプートは交際相手の女性から15万ルピー(約25万円)を借りていたという。
繰り返される強要に腹を立てたラジプートは、女性が身に着けていたドゥパッター(南アジアの女性が身に纏う長いスカーフ)を使って首を絞めたことを認めた。
警察関係者は「事件において被害者の年齢が関係していたか」という質問に対し「ラジプートは、被害女性がインスタグラムで若く見えるフィルターを使用していたと供述した」とし「実際に会って初めて、女性の実年齢や既婚であ4人の子供がいることを知り、それが結婚を望まなかった理由の一因となったと供述している」と説明した。
コメント0