ベルギーのブリュッセル空港で、ある女が愛犬の搭乗を拒否されたため、空港に置き去りにして一人で飛行機に乗った事件が発生し、物議を醸している。
報道によると、9月15日(現地時間)フリープレスジャーナルの記事で、最近ある女がベルギーのブリュッセル空港で短頭種の犬を連れて搭乗しようとしたが、航空会社の規定により拒否されたという。

短頭種は呼吸器の問題から、一部の航空会社で機内持ち込みが制限される犬種である。
同伴搭乗を拒否された飼い主は、フライトに遅れないよう、愛犬を空港に置き去りにしたまま搭乗した。彼女はタクシーを呼んで愛犬だけを送り届けようとしたが、タクシー運転手も動物の単独乗車を拒否した。結局、愛犬は空港に取り残された。
その後、ブリュッセルの地域動物保護協会(SRPA)が愛犬を保護した。 動物保護協会は事件直後、Facebookを通じて「動物遺棄行為はいかなる理由があっても正当化できない」と強く非難した。ただし、当該の女に対する法的措置は取らないと明らかにした。 保護された犬は、追跡用マイクロチップによりフランスで登録された犬と判明した。
ストレスを受けていたものの、健康状態に問題はなかったという。 その後、飼い主の一人が保護施設を訪れ、愛犬を引き取った。 この一件を知ったネットユーザーたちは「そんな状況で旅行を強行するなんて信じられない」「愛犬と搭乗するなら、事前に規定を確認すべきだった」などと批判の声を上がった。
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