4か月間で猫100匹以上を屠殺
「生活苦により犯行に及んだ」

インドネシアで猫を屠殺し、山羊肉と偽って販売していた男が逮捕された。
5日(現地時間)、海外メディアの『デイリー・エクスプレス』によると、インドネシア・パガルアラムで男A(55)が猫を屠殺し、その肉を住民に販売していた疑いが浮上し、地域社会に大きな衝撃を与えている。
この事件は住民の通報で発覚し、現在警察が捜査に乗り出している。警察によると、Aは過去4か月間で100匹以上の猫を屠殺し、その肉を山羊の肉と偽って飲食店や住民に販売していたという。Aは経済的な困窮を理由に犯行に及んだと主張している。彼は路上や住宅街で捕らえた野良猫を、橋の下など人目につかない場所で屠殺したと供述した。
現地の住民はこの行為に強い嫌悪感と不安を抱いている。特に、猫の肉が食用として販売されていたという事実は、大きな衝撃を与えている。
パガララム警察は現在、Aの行為に関する事実関係を詳しく調べており、警察関係者は「住民からの通報を受け、関連する証拠を収集中だ」と説明した。また「動物虐待や違法な食品販売についても、徹底的に捜査を進める」と付け加えた。
この事件は、動物福祉への関心が高まっている中で発生したこともあり、社会的な注目が集まっている。地域では今回の出来事を受け、動物虐待の防止や違法な食品流通への警戒を強めるべきだとの声が高まっている。
今後、警察の調査結果を踏まえ、Aに対する法的処分の有無が判断される見通しである。
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