
ブラジルで、SNSを通じて広く知られるようになった著名ボディビルダーが死亡した。ボディビル大会の舞台上で交際相手にプロポーズしてから約3か月後のことだった。
英紙デイリー・メールによると、ブラジルのボディビルダー、リカルド・ノラスコ・ドス・サントス氏(31)が20日、南部リオグランデ・ド・スル州で死亡した。死因は明らかにされていない。
「カドゥ・サントス」の名で知られた彼は、ボディビル大会で通算11回の優勝を果たし、マッスルコンテストで2度の総合優勝を果たした実力者だった。
また、SNS上でトレーニングの様子を発信し、人気を集めていた。
サントス氏は死亡の約1か月前、ボディビル大会の舞台上で交際相手のサブリナ・ウルマン氏にプロポーズしていた。
ウルマン氏は7月19日、SNS上でプロポーズを受けたと報告し、「心から愛し、尊敬している」「これからの人生をあなたと共に生きていきたい」と投稿していた。
サントス氏の父は、自身のSNSで息子の死を報告し、「人生で最も悲しい日だ。愛する息子へ」と記した。
ファンからも追悼の声が相次いだ。ある投稿には「安らかに眠ってください、平和のチャンピオン。あなたは多くの人に勇気を与えてくれた」と綴られていた。
婚約者のウルマン氏は、サントス氏の死後、葬儀に関する発言を除き、一切コメントを発表していないという。















コメント0