
自身が教えている子どもが楽器を演奏できないと指摘し、同年代の前で大声を上げた個人教師に罰金刑が言い渡された。
29日、韓国・蔚山(ウルサン)地方裁判所刑事6単独のイ・ヒョンギョン部長判事は、児童福祉法違反の容疑で起訴された40代のA被告に罰金300万ウォン(約32万円)を言い渡した。また、児童虐待治療プログラム40時間の受講と児童関連機関への就職制限1年も命じた。
楽器指導の個人教師であるA被告は、2018年に自身が教えていたBさん(11)の家で、Bさんが演奏をうまくできないことに腹を立て、腕を楽器で叩いたり、強くつねったりした容疑を受けている。A被告は子どもの脇腹を指で突いたとされる。
A被告はまた、オーケストラの練習室に入ってきたBさんに対し、他の団員が見ている前で「なぜ来た」と怒鳴り、背中を押して外に追い出した。
裁判所は「被告は複数の同年代の子どもがいる公の場で被害児童を虐待する言動に及んだ」とし、「これは被害児童だけでなく、これを直接目撃・聴取した他の子どもたちにも否定的な影響を与える可能性が高い」と量刑理由を述べた。













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