
西アフリカ・ガーナの首都で12日、新兵募集訓練のイベント中に群衆が殺到し、押し合いの末に将棋倒しとなって踏みつけられる圧死事故が発生し、6人が死亡したと国防省が発表した。
報道によると、国防省はこの事故について「新兵志願者が予想をはるかに上回る人数で殺到し、安全規則を無視したことが原因だ」と説明した。多くの志願者が予定時刻よりも早く会場のスタジアムに到着し、その過程で事故が起きたという。
ガーナ政府の治安機関による新兵採用訓練には、就職を希望する若者たちが大量に押し寄せることが多い。若年層の失業率が非常に高いためである。
かつて将来を嘱望されたガーナ経済は、新型コロナウイルスの影響で崩壊し、インフレ率は過去21年で最高となる50%を超えた。政府統計によると、若年層の失業率は39%に達している。













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