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「中国依存を終わらせる!」日本、”深海6000m”に賭けた

織田昌大 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

日本が12日から西太平洋の深海でレアアースの試験掘削に着手したと朝日新聞が11日に報じた。深海でのレアアース試掘は世界初の試みだ。日本は最東端に位置する東京都南鳥島近くの排他的経済水域(EEZ)で、水深約6,000mの海底に埋蔵されたレアアースを含む泥を引き上げる試験掘削を開始する。今月12日から2月14日まで南鳥島の東南約150km海域で実施する。当初は11日に開始する予定だったが、気象の影響で1日延期された。

地球深部探査船「ちきゅう」は静岡県の清水港から出航し、採掘機を装着したパイプを6,000mの海底まで下ろす。海底で泥に海水を混ぜて柔らかくした後、管内部の水流を利用して船上に押し上げる方式だ。早ければ今月末に初めて泥の回収が行われる見込みだ。泥の量に対する目標値は設定していないが、採取に成功した場合はレアアースの分離・精製試験を行う計画だ。試験が成功すれば2027年2月からは1日最大350tの泥を引き上げる本格的な採掘試験および分離・精製実験段階に入る。プロジェクトチームは試験結果を基に商業化の可能性を判断した後、民間企業の参加方式や政策的支援策などを検討する方針だ。

今回の試験掘削は中国が日本にレアアースの輸出規制措置を講じている中で行われる。レアアースはスマートフォンや防衛装備など精密機器製造に不可欠な資源だ。米地質調査所(USGS)によると、中国は2024年基準で世界生産量の約70%を占めているという。日本が自国生産体制を構築できるかは経済安全保障の観点から非常に重要な課題になっている。海洋研究開発機構(JAMSTEC)などが参加する内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」は2018年から約400億円を投入し、南鳥島周辺でレアアースの埋蔵量調査と採掘技術開発を進めてきた。

織田昌大
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