
元恋人への執着が実刑につながった。元恋人を小児性愛者や強姦犯に仕立て上げ、繰り返し虚偽通報した英国女性が裁判所で実刑判決を受けた。
BBCニュースは16日(現地時間)、「嫉妬に駆られた女が元恋人と彼の新しい恋人に対し虚偽の性犯罪疑惑を広め、警察を欺いて何度も逮捕に至らせた」と報じた。イングランドのサウスシールズ在住のジョアン・ニコルソン(40)は約16カ月間に少なくとも15回の虚偽陳述を提出し、匿名の緊急通報まで捏造した。彼女は被害男性を小児性愛者、強姦犯、DV加害者に仕立て上げ、近隣住民や家族にまで虚偽の事実を流布した。
「血を流して逃げた」…演出された通報
ニコルソンは緊急通報ダイヤル(999)に何度も電話をかけ、「家の中で暴力を受けている」「女性が血を流して逃げた」と主張した。だが警察が出動するたび、現場に犯罪の痕跡はなかった。彼女は偽の脅迫メッセージを作成して提出し、被害者名義のアカウントを作って証拠を捏造した。BBCニュースはこれを「緻密に仕組まれた虚偽通報」と伝えた。
冤罪で逮捕を繰り返す…「自殺も考えた」
この捏造により、被害男性は少なくとも5回逮捕され、新しい恋人も何度も取り調べを受けた。被害男性は「虚偽通報で仕事を失い、子供の問題にまで発展した」と述べ、「自殺まで考えた」と語った。新しい恋人は「何千件ものメッセージに悩まされ、家に閉じ込められたような恐怖を感じた」と訴えた。

BBCニュース「完全な虚偽」…裁判所も非難
BBCニュースは、裁判所が被害者らを「完全に無実の人々」と判断し、全ての容疑を「全くの虚偽」と断じたと伝えた。裁判所は「単なる対立を超え、他人の人生を破壊しようとする行為」として、懲役2年1カ月(25カ月)を言い渡し、10年間の接近禁止命令も併せて出した。
日本国内でも虚偽通報による冤罪被害が繰り返される中、今回の事件を機に虚偽通報の処罰の厳しさと被害者保護のバランスを巡る議論が分かれている。













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