
中国で4歳の男児が両親を待っている間にマンションの11階から転落したものの、奇跡的に一命を取り留めた。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が9日(現地時間)に報じたところによると、この事故は4月11日、中国北東部の遼寧省で発生した。当時、4歳の男児シャオミン君は、両親が外出している間、自宅に1人で残されていた。
シャオミン君の母親によると、玄関ドアと窓の網戸はいずれも施錠されており、室内を映すホームカメラも設置されていたことから、子どもは安全だと判断していたという。
しかし、2時間後に父親が帰宅すると、シャオミン君の姿はなかった。慌てて周辺を捜したところ、マンション下のコンクリートの地面に倒れているシャオミン君を発見した。シャオミン君は網戸の鍵を開けて窓に近づき、その際に転落したことが分かった。
病院に緊急搬送されたシャオミン君は、全身を骨折していたほか、肝臓、肺、腎臓などの主要臓器にも損傷を負っていた。医療関係者は、生存の可能性は5%程度と判断されるほど危険な状態だったと説明した。
シャオミン君はすぐに集中治療室に移されたが、その後、容体が改善し、18日後に一般病室へ移った。現在はリハビリ治療を受けているという。
母親は「うちの子は物事を理解できる子だ。なぜ窓に登ったのか聞いたところ、私にとても会いたかったからだと話していた。私たちが家に帰ってきているのか見たかったのだと思う。息子が生き延びたのは奇跡だ」と語った。
中国では高層マンションから幼児が転落する事故が後を絶たない。昨年には、海南省で3歳の男児が27階から転落し、死亡する事故も発生した。中国の未成年者保護法では、親または保護者が8歳未満の子どもを1人にすることを禁じている。













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