
米国で最も高収入を得ている職業群は医師であることが明らかになった。米国労働統計局(BLS)のデータによると、年収上位20職業のうち19が医師または歯科医師系で、非医療職は20位の航空機パイロットのみが含まれていることが分かった。
USAトゥデーが5日(現地時間)に報じたところによると、米国で年収が高い上位20職種のうち、19職種が医師または歯科医師関連だった。小児外科医の平均年収は45万810ドル(約7,318万4,500円)、循環器内科医は43万2,490ドル(約7,020万9,800円)、整形外科医は36万5,060ドル(約5,925万6,500円)水準だった。
これより高い収入を得ている職種は、大企業のCEOや大手法律事務所のパートナー弁護士など、一部の高収入専門職に限られている。
では、なぜ米国の医師たちはこれほど高い収入を得られるだろうか。
第一の要因は、長い教育・訓練期間と高い労働負荷だ。ハーバード大学とミネソタ大学の共同研究によると、米国の医師が他の経済協力開発機構(OECD)加盟国の医師より高い収入を得ている主な理由は、週60時間以上働くケースが多いことや、医学部・研修医課程など長期間にわたる訓練過程による所得の累積効果にあると分析された。
第二の要因は、構造的な医師不足だ。OECDによると、米国の人口1,000人当たりの医師数は2.7人で、フランスの3.8人、ドイツの4.6人など主要先進国を下回っている。医学部の定員や研修医の受け入れ枠が限られている構造も、供給不足の一因とされている。
最後に、医療サービスの価格が事実上、制度的に決められる仕組みも影響している。米国では、メディケアなどの連邦保険プログラムが診療報酬の基準を設定しており、医療費支出は国内総生産(GDP)の約18%に達するほど高い水準にある。一般的な消費財とは異なり、患者が医療サービスを比較・選択しにくい構造であることも、医師の所得を押し上げる要因とされている。













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