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牛肉は家で「育てて」食べる時代へ!?脂も栄養もお好みで作る理想の一枚肉の正体とは?

荒巻俊 アクセス  

栄養もカスタマイズ可能、次世代の食文化が現実に

今月11日、NHKの報道によると、大阪・関西万博(大阪エキスポ)では、家庭で培養肉を育てるための新技術を紹介する展示が行われたという。

この日「大阪ヘルスケアパビリオン」では、培養肉が一般家庭に普及した未来の食卓を仮想体験できるプログラムが用意され、来場者の関心を集めた。

この家庭用培養肉は、赤身と脂肪の割合を自由に調整できるだけでなく、鉄分、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、必要な栄養素の組み合わせをカスタマイズできる点が特徴だ。

引用:NHK
引用:NHK

技術開発を主導しているのは、大阪大学の松崎典弥(まつざき みちや)応用化学教授は「培養肉は、将来のタンパク質不足、動物福祉、環境問題といった社会課題を解決するカギになる」と語り、「何よりも『おいしい』ことにこだわっている」と強調した。

また、「肉の味は筋肉と脂肪、そして各繊維のバランスで決まる」と説明し、実際の牛肉の構造を詳細にデータ化し、そのまま再現することで、天然の肉に近い食感を実現したという。

この培養肉は、まず動物や魚から筋肉細胞を採取するところからスタートする。

その後、3Dプリンターを使ってゼラチンなどで作られた特殊なゲルに細胞を注入し、細胞がその内部で筋肉と脂肪として成長し、最終的に繊維状の構造を形成する。

先月26日には、試作品の培養肉を実際に焼いて、味や食感、香りを評価する実験も行われた。

松崎教授はこのとき「何度か噛んでいるうちに、次第に肉に近い風味が感じられ、十分に可能性を感じた」と手応えを語っている。

ただし、現時点では縦約9センチ、横約15センチの培養肉2枚を作るのに、およそ半年かかるという。

また今回の展示では、安全性に関する明確な基準が整備されていないため、実際に食べる試食イベントは実施されなかった。

その代わり、来場者には培養肉を焼いた香りを体験してもらい、商品化への第一歩を踏み出した。

なお「大阪ヘルスケアパビリオン」では、先月の開幕前イベントでも話題を集めた横になるだけで体を自動で洗ってくれる「ミライ人間洗濯機」を展示した。

引用:WWDJAPAN
引用:WWDJAPAN
荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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