メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

日本、出産費用「全額無料」へ!正常分娩も「保険適用」に医師会が猛反発するワケとは?

竹内智子 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

政府が、これまで帝王切開などに限定していた公的医療保険の適用対象を、正常分娩にも拡大する方針を固めた。少子化対策の一環として、出産費用の全額支援も検討中だ。

厚生労働省は専門家会議を通じて出産費用の軽減策を検討しており、2026年度の制度導入を目標に調整を進めている。

国内における正常分娩の平均的な出産費用は、2024年上半期時点で約51万8,000円とされ、過去10年間で約9万円上昇した。現行制度では、帝王切開などの医療行為にのみ健康保険が適用され、正常分娩は対象外となっている。その代わりに「出産育児一時金」として一定額の現金が支給されている。

出産育児一時金は昨年4月に42万円から50万円へと引き上げられたものの、依然として上昇し続ける出産費用には追いついていない。その結果、一時金では費用をまかないきれないケースが全体の45%を占めている。

政府は今後、具体的な制度案を取りまとめ、公表する予定だ。制度の本格施行は2026年度以降となる見通しである。

一方で、出産費用に健康保険を適用することについては、医療提供体制への影響を懸念する日本医師会などからの反発もある。現在、出産費用は医療機関ごとに自由に設定されており、中には祝い膳や美容サービスなどが入院費に含まれている場合もある。

診療報酬を一律に設定することで費用抑制につながるとの期待される反面、都市部と地方の間で生じる格差を懸念する声も大きい。

2023年度の地域別データによると、正常分娩費用は東京都が平均62万5,372円で最も高く、熊本県は38万8,796円と1.6倍の差があった。地域差や分娩経過の個人差、無痛分娩の有無などを踏まえた「標準的な出産費用」の設定が今後の課題となる。

また、保険適用時には原則3割負担(本人負担3割、保険負担7割)が基本となるため、むしろ現在の制度よりも自己負担額が増える可能性も指摘されている。このため、正常分娩に限り自己負担を全額免除する案もあわせて検討されている。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 【けんか腰】北朝鮮代表、日本戦握手で“拳打ち下ろし”!暴力行為連発に非難集中
  • 日本のIT企業に就職したインド人男性、手取り17万円に母国衝撃「これで東京生活できるの?」
  • 「連絡を断つべきか」ハーバード元総長サマーズの嘆き、7年間のエプスタイン相談メールが波紋
  • 他人の部屋で授乳まで…韓国でDNA検査までした“赤ちゃん取り違え事件”
  • 友人は溺死したのに…遺体を家へ運び“眠っているように偽装”3日放置
  • 【襲撃】自ら両親殺害と通報、韓国籍34歳を逮捕…動機不明の一家惨劇

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • LE SSERAFIM、東京ドーム公演で見せた圧巻ステージと記録更新の快進撃…8万人を熱狂させた200分
  • Wanna One出身ユン・ジソン主演!禁断の再会から始まる激しいBLロマンス『雷雲と雨風』

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • LE SSERAFIM、東京ドーム公演で見せた圧巻ステージと記録更新の快進撃…8万人を熱狂させた200分
  • Wanna One出身ユン・ジソン主演!禁断の再会から始まる激しいBLロマンス『雷雲と雨風』

おすすめニュース

  • 1
    「あと5mで一家全滅」...巨大貨物船が民家の目の前まで突進!座礁の原因は“乗組員の居眠り”か

    フォトニュース 

  • 2
    「落ち続けるビットコイン」8万6,000ドルまで急落…‟7か月ぶりの最安値”

    ニュース 

  • 3
    サウジに屈したのか、トランプがCIA分析を否定し“皇太子擁護”に転じた真意

    ニュース 

  • 4
    「日本に全面支持を示す」台湾総統、日本産海産物の“挑発的ショット”を公開

    ニュース 

  • 5
    70代運転の車が「突然暴走」→ 歩道の母子を直撃…30代母親は“下敷きで心肺停止”、2歳娘も重傷

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「絶対飼わない」父、3日後にはケージ前に張りつく日常へ

    フォトニュース 

  • 2
    78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか

    フォトニュース 

  • 3
    「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘

    フォトニュース 

  • 4
    省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”

    フォトニュース 

  • 5
    「トッピングにゴキブリ・ミールワーム・アリまで!? 」中国で“虫珈琲”が大きな話題に

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]