
中国の出生数が2025年、過去最低を記録し、総人口も4年連続で減少したことが浮き彫りとなった。
19日、中国国家統計局が1%サンプル調査の結果を引用して発表した内容によると、2025年末時点の中国の総人口は14億489万人であり、前年より339万人減少した。
特に出生数の減少は深刻である。2025年に中国で生まれた新生児は792万人であり、前年の954万人に比べて大幅な落ち込みを見せた。出生数が800万人を下回ったのは史上初めてのことであり、1949年の人口統計集計開始以来、歴史的な最低値を更新した。
中国の総人口は、約30年間続いた「一人っ子政策」の影響により、2021年をピークとして減少に転じている。2025年の減少幅は直近4年間で最大となっており、人口構造の変化に一段と拍車がかかっている。
少子化と並行して、高齢化問題も急速に進展している。生産年齢人口に該当する16歳から59歳の人口は8億5,136万人で、全人口の60.6%を占めた。一方で、60歳以上の人口は3億2,338万人で全体の23%、65歳以上は2億2,365万人で15.9%に達している。これは2024年の22%、15.6%からそれぞれ1.0ポイント、0.3ポイント増加した数値である。
中国は、2000年に「高齢化社会」に突入してからわずか21年で「中度高齢化社会」へと移行した。これは人口高齢化を経験している大半の国々よりも速いペースであり、今後、社会的な負担が増大する見通しだ。
専門家らは、2035年まで高齢人口の急増が続くと予測している。その時点では、60歳以上の人口が4億人を超え、総人口の30%以上を占める「高度高齢化社会」に突入する可能性が高いと分析されている。少子化に加え、地域間の人口格差や社会的な格差の拡大が重なり、中国政府による対応策は今後さらに複雑かつ困難になるとの懸念が指摘されている。













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