
中国アリババグループの創業者である馬雲(ジャック・マー)氏が、人工知能(AI)時代における教育の方向性について、「計算能力や記憶力を競うのではなく、子供たちが好奇心を持ち、さまざまな問いを投げかけられるように導くべきだ」と強調した。
中国の有力ポータルサイト「新浪網」が伝えたところによると、馬氏は自社が推進する「農村教師プロジェクト」に選ばれた1,000人の教師との懇談会で、「未来の教育の核心は、子どもたちにより多くのことを覚えさせることではなく、1,000人の生徒が1万の良い質問を生み出せるよう支援することだ」との考えを示した。
また馬氏は、「AIを使うかどうかを考えるよりも、子どもたちがAIを上手に活用できるよう教える教育が必要だ」と主張した。その上で、「AI時代の本当の格差は技術そのものではなく、好奇心や想像力、創造力、判断力、そして協調性から生じる」と強調した。
一方、アリババはAI分野への巨額投資を継続している。同社は2025年2月までにAIインフラ構築へ約3,800億元(約7兆6,000億円)を投じる計画を発表しており、2032年までにクラウドデータセンターのエネルギー消費規模を現在の10倍に拡大するという長期目標も掲げている。
また同社は、2025年11月にはAIモデル「Qwen(通義千問)」を搭載したアプリケーションを発売し、米オープンAIの「ChatGPT」に本格的に対抗する方針を打ち出している。













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