
米航空大手ユナイテッド航空が、競合先であるアメリカン航空との合併を検討している可能性が浮上した。複数の米メディアが報じている。
14日(現地時間)のCNBCなどの報道によると、ユナイテッド航空のスコット・カービー最高経営責任者(CEO)は今年2月、ドナルド・トランプ大統領との面会において、アメリカン航空との合併の可能性を示唆したとされる。現時点で具体的な手法や条件などは不明であり、両社間で実務的な協議が進行しているか否かも確認されていない。
しかし、デルタ航空、サウスウエスト航空と並ぶ「米4大航空会社」に数えられる両社だけに、合併検討の報道は業界に大きな波紋を広げている。CNBCは「実現すれば世界最大の航空会社が誕生する一方、極めて重大な独占禁止法(反トラスト法)上の障壁に直面する」と指摘しており、競争当局による企業結合審査の通過は困難との見方が支配的だ。
報道によると、仮に両社が合併した場合、2023年時点の米国内線市場におけるシェアは4割に達する推計となっている。コーネル大学法学部のジョージ・ヘイ教授は「航空業界の歴史において最大規模の統合になる」と評しつつも、「裁判所がこれを容認する可能性は極めて低い」との見解を示した。
両社は、ブルームバーグによる最初の報道以降、本件に関するコメントを控えている。ホワイトハウス側も、現時点で公式な見解は示していない。













コメント0