
ブラジルの世界的観光名所イグアスの滝で、ある観光客がスマートフォンを探すために安全フェンスを越えて危険区域に立ち入り、当局に摘発された。
8日(現地時間)ニューヨーク・ポストなど海外メディアは、イグアスの滝の展望台を訪れた観光客A氏が、紛失した携帯電話を探すために安全フェンスを越え、60メートルの滝の近くにある急流域へ立ち入ったと報じた。
A氏は滝の直下付近の危険区域でスマートフォンの捜索を行い、幸いにも自力で展望台側に戻ったとされる。
だが、イグアスの滝周辺の水域は見た目と異なり非常に危険だ。豊富な水量のため水流の強さを目視で判断するのは難しく、川底の構造と速い流れが作り出す渦により、大人でも一瞬でバランスを崩す可能性がある。
公園管理当局はA氏を発見後、直ちに公園から退去させ、安全規則違反について警告した。当局は「持ち物を落とした場合は、自ら水に入らず、専門の救助隊に連絡して回収の可否を確認すべきだ」と注意を促した。
イグアスの滝では観光客が安全フェンスを越えることを厳しく禁じている。しかし、写真撮影や所持品の回収を理由に危険区域に近づく事例が後を絶たない。
過去にも事故は発生している。2011年には米国人観光客2名がボート事故で死亡し、2024年には一部のインフルエンサーが救命胴衣の着用を拒否してボートに乗船し、転覆事故で命を落とす事態があった。
当局は「数秒の判断ミスが取り返しのつかない事故につながる可能性がある」と指摘し、観光客に安全規則の遵守を重ねて呼びかけた。













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