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汗をかくことがダイエットに繋がるのか?運動中の発汗の真実と健康への影響を徹底解説

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運動をすると汗をかくのは当然のこと。ダイエットのために運動をしていると、滝のように流れる汗は、頑張った証拠であり、いわば勲章のようなものだ。しかし、「汗をたくさんかくほど痩せやすい」という一般的なイメージは本当なのだろうか?汗と運動の関係について詳しく見ていこう。

引用=shutterstock

 結論から言うと、運動中にたくさんの汗をかくことが、必ずしも脂肪の効果的な燃焼に繋がるわけではない。汗は、運動によって上昇した体温を調節するために分泌されるものだ。

大量の汗をかいた後に一時的な体重減少が見られることがあるが、これは体内の水分が過剰に失われた結果であり、脂肪が燃焼されたわけではない。失われた水分を補給すれば、体重は元の状態に戻る。

さらに、運動中に過度な発汗をすると、健康に悪影響を及ぼす可能性もある。汗を通じてナトリウムや電解質が大量に失われると、脱水状態に陥るリスクがある。

特に高血圧で利尿剤を服用している人は、脱水のリスクがさらに高まる。利尿剤は尿を通じて水分を排出する作用があるため、汗でも水分を失うと血圧が急激に低下する可能性がある。

また、過度な発汗は運動の継続を困難にする。体重の3~4%に相当する水分を失うと、体力が落ち、持久力や有酸素運動の能力が20~30%低下する。さらに、体重の5~6%に相当する水分を失うと、体温調節が難しくなり、心拍数や呼吸数が増加する。

炭水化物から得たエネルギーは、体温を正常に戻すために使用されるため、運動に使えるエネルギーが減少してしまう。また、体温調節のために皮膚へ血流が増加すると、筋肉への血液供給が減少し、十分な酸素やエネルギーが筋肉に行き渡らなくなる。その結果、筋肉は疲れやすくなり、運動効率が低下し、脂肪の燃焼も減少する。

このような理由から、サウナスーツを着て無理に汗をかこうとする必要はない。サウナスーツは暑く湿った環境で運動しているのと同様の状態を作り出し、体温を上昇させる効果しかない。

健康のためには、涼しく通気性の良い環境で運動を行うことが望ましい。通気性の良い軽い素材の運動着を着用し、適度な強度で運動を行うことが大切だ。

「適度な強度の運動」とは、下着に汗が少し滲む程度を意味する。運動中は、10~15分ごとに120~150mLの水を飲み、失われた水分をこまめに補給することを心がけよう。

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