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【NY株式市場】エヌビディアの急成長が止まらない!アップルとの時価総額差わずかに縮小、逆転は間近か

川田翔平 アクセス  

引用:AP通信

21日のニューヨーク株式市場は、まちまちの展開となった。 ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数は最高値更新の連続に歯止めがかかった一方、ナスダック総合指数は上昇し、最高値更新が視野に入った。 注目を集めたのは半導体大手エヌビディアで、この日4%超の急騰を見せ、時価総額で首位のアップルを射程に捉えた。

主要指数、一服感

代表的な大型株30銘柄で構成されるダウと、幅広い銘柄が含まれるS&P500は下落に転じ、連日の最高値更新に区切りがついた。 ダウは前営業日比344.31ポイント(0.80%)安の4万2931.60で取引を終了。S&P500も10.69ポイント(0.18%)安の5853.98で引けた。 中小型株で構成されるラッセル2000指数も36.38ポイント(1.60%)安の2239.71まで下げた。 一方、ハイテク株主体のナスダックは50.45ポイント(0.27%)高の1万8540.01で終えた。

エヌビディア、アップル猛追

とりわけ目立ったのはエヌビディアの動き。取引日ベースで4営業日連続の上昇となり、2日連続で最高値を更新した。

同社株は前日比5.71ドル(4.14%・約856円)高の143.71ドル(約2万1535円)まで上昇。過去4取引日で9.2%の急伸となった。

これにより同社の時価総額は3兆5300億ドル(約528兆9705億円)に達し、首位アップルの3兆6000億ドル(約539兆4600億円)との差は700億ドル(約10兆億円)まで縮小。逆転も時間の問題との見方が出ている。

3位のマイクロソフト(MS)は時価総額3兆1100億ドル(約466兆3350億円)と、上位2社との差が開いている。

主要テック株の動き

アップルは1.48ドル(0.63%・約222円)高の236.48ドル(約3万5437円)、MSも0.62ドル(0.15%・約93円)高の418.78ドル(約6万2754円)で終えた。

アルファベットは0.65ドル(0.40%・約97円)高の164.07ドル(約2万4586円)、アマゾンも0.08ドル(0.04%・約12円)高の189.07ドル(約2万8332円)となった。

一方、メタは1.31ドル(0.23%・約196円)安の575.16ドル(約8万6188円)、テスラは1.85ドル(0.84%・約277円)安の218.85ドル(約3万2795円)で引けた。

テスラは17日以降3営業日連続の下落となったが、下げ幅は1.12%と限定的。23日の四半期決算発表が今後の株価動向を左右するとの見方が強い。

原油相場、反発

国際原油市場では、前日の急落から一転して上昇に転じた。

イスラエル・ハマス間の停戦期待から下落していた原油価格だが、19日にネタニヤフ首相邸がドローン攻撃を受けたことで、停戦観測が後退。

指標となるブレント原油は前日比1.23ドル(1.68%・約184円)高の1バレル=74.29ドル(約1万1132円)、米国産WTIも1.34ドル(1.94%・約201円)高の70.56ドル(約1万573円)で取引を終えた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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