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ボリビアのモラレス元大統領、売春容疑の法廷審理に欠席…裁判延期で逮捕の可能性

佐藤美穂 アクセス  

ボリビア情報局(ABI)は14日(現地時間)、15歳の少女を性目的で売春した容疑を受けているボリビアのエボ・モラレス元大統領が、6か月間の「予防拘禁命令」のための法廷審理に出席しなかったと発表した。

この日、モラレス元大統領の代理として、ホルヘ・ペレス弁護士が法廷に出席し、モラレス元大統領が気管支肺炎を患っているとの診断書を提出した。

ボリビア検察は、被害者の両親が政治的野心から娘をモラレス元大統領に送ったと主張し、モラレス元大統領に続いて、被害者の母親を法廷に召喚した。しかし、母親は正当な理由なく欠席したため、逮捕状が発行された。現在、検察側はその少女がモラレスの子どもを出産したとみている。

この日、モラレス元大統領を含む被告が出廷しなかったため、担当判事は審理を17日金曜日まで延期し、「今週金曜日にも出廷しなければ、逮捕状を発行する」と強調した。

ボリビアの現地メディア「エル・ディアリオ(El Diario)」などは、モラレス元大統領が今回の事件判決に加え、ボリビア憲法裁判所と人権裁判所の判決により、再び大統領選に出馬できなくなるとし、検察の捜査の進展次第では、来年8月に予定される大統領選を前に、政治的混乱がさらに拡大する可能性があると予測した。

ボリビアの農民出身のモラレスは、2005年にボリビア先住民(アイマラ・Aymara)として初めて大統領に就任し、2009年、2014年の大統領選で連続して勝利したが、4選を目指した2019年の大統領選で不正疑惑により国外退去を余儀なくされた。

2020年の大統領選で勝利したルイス・アルセ大統領の支援で帰国したものの、党内抗争の中で、アルセ大統領と完全に対立するに至った。

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