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5年後に火星着陸?イーロン・マスクの「火星移住計画」で新スターシップが年末打ち上げへ

竹内智子 アクセス  

イーロン・マスク氏が約2分の動画を公開し、火星探査の計画に関する追加情報を明かした。

宇宙科学メディア「SPACE.com」は、マスクがX(旧Twitter)に投稿したプレゼン動画を要約し、その内容を伝えた。

マスク氏はこの動画で、火星探査用に開発中のロケット「スターシップ」について説明し、「火星に自給自足の文明を築くのが目的だ」と語った。

引用:スペースX
引用:スペースX

「スターシップ」、これまでに通算9回発射

ロケット「スターシップ」は、「スーパーヘビー」と呼ばれるブースターと「スターシップ」もしくは「シップ」と呼ばれる、高さ約52メートルの上段で構成され、両段とも再使用を前提に設計されている。試験飛行はこれまでに9回行われ、直近のテストは先月に実施された。

9回目の打ち上げでは軌道到達に成功したが、推進剤の漏れで制御を失い、インド洋上空から地球へ落下した。マスク氏は「前回までよりシップの性能が向上した」と強調した。

引用:スペースX
引用:スペースX

スターシップは史上最大・最強のロケットで、現在制作されているバージョンは全高は約121メートルである。数年以内にさらに大型化する見込みだ。

次世代バージョン、年末に初打ち上げへ

次世代「バージョン3」の全高は124.4メートルとなる見込みで、火星定住に向けた主力機になる予定だ。地球軌道上で燃料を補給し、迅速に再使用できる設計される。

深宇宙へ行くには、離陸で使い切った燃料を宇宙空間で補給する技術が欠かせない。

年末にバージョン3の初打ち上げを目指している。順調に進めば約1年後に火星へ向かう可能性があるとマスク氏は述べた。

火星と地球は約26か月の周期で最接近する。この時期に打ち上げると燃料と時間のセーブができる。次の打ち上げウインドウは2026年11〜12月だ。マスク氏は来年、5機のスターシップ・バージョン3を火星へ送り、機体と技術を試験する計画を示した。

最初の探査機は打ち上げ後に地球へ戻り再飛行試験を行う予定で、乗員の代わりにテスラのヒューマノイドロボット「オプティマス」を搭載する。「オプティマスが火星を歩く姿は画期的なシーンとなるだろう」とマスク氏は語った。

来年実施される打ち上げの成功率は「五分五分」

しかし、2026年の打ち上げ目標は、障害も多い。最大の難関は地球外で燃料を補給する技術だ。マスク氏は「運が良ければチャンスが掴める」とし、「現時点では確率は五分五分だ」と述べた。

スターシップが2026年に火星に到達できれば、スペースXは2028〜2029年に約20機を送る計画で、この段階で有人飛行となる可能性がある。「最初のミッションが成功すれば、次は人類を送り、火星インフラの建設を始める」とマスク氏は語った。

火星都市候補地「アルカディア平原」

引用:スペースX
引用:スペースX

スペースXは火星に都市を建設するのに適した場所を調査してきた。極域から離れ、氷が溶けず平坦でロケットの離着陸が容易な地域が条件だ。現在の最有力候補は火星北半球の火山平原「アルカディア平原」である。

マスク氏は2030〜2031年に100隻、2033年以降には約500隻の宇宙船を火星へ送る構想を示した。最終の目標は自給自足できる100万人超えの人口が住む都市を建設することで、そのためには数百万トンの貨物を輸送する必要があるという。

マスク氏は「火星に都市が誕生することは驚くべき出来事だ。地球以外に新しい一歩を踏み出す都市となる。今まで夢見てきた別世界での文明について再考するチャンスでもある」と語った。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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