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北朝鮮が寧辺に「第3の核施設」建設中とIAEA発表、降仙級の高濃縮ウラン製造能力で核開発さらに加速

竹内智子 アクセス  

引用:BBC

国際原子力機関(IAEA)は9日(現地時間)、北朝鮮西北部の寧辺(ニョンビョン)で、平壌(ピョンヤン)近郊の降仙(カンソン)の秘密核関連施設と類似した特徴を持つ新たな施設の建設が確認され、監視中だと明らかにした。これを受け、日本などは北朝鮮の核開発の動きに対する懸念を表明する共同声明を発表する予定だ。

共同通信などによると、IAEAのラファエル・グロッシー事務局長はこの日、オーストリアのウィーンで開かれたIAEA定例理事会でこの内容を報告し、北朝鮮の核開発に対して改めて深い遺憾の意を表明したという。さらに「当該施設は平壌近郊の降仙にあるウラン濃縮施設と規模や特徴が類似している」と付け加えた。

降仙は北朝鮮が保有する最大の核施設である寧辺核施設に次ぐ北朝鮮の核開発拠点だ。特に降仙には核弾頭の製造に使用される高濃縮ウラン(HEU)製造施設が存在する。「降仙級」と呼ばれる新たな核施設も、相当量のHEUを濃縮する能力を有すると見られている。

グロッシー事務局長はまた、「寧辺の軽水炉が安定的に稼働しているという複数の兆候がある」と述べ、北朝鮮の核開発がさらに活発化していると伝えた。日本などは理事会で北朝鮮の核開発の動きに対する懸念を表明する共同声明を発表する予定だ。

北朝鮮の国営メディアは昨年9月と今年1月に金正恩朝総書記が核物質生産基地と核兵器実験室を視察したと報じ、機密性の高い施設内部の写真を公開するという異例の措置を取った。共同通信は、これが非核化の困難さを強調する意図があったと指摘している。北朝鮮は当該施設の位置を公表していないが、ウラン濃縮施設は寧辺だけでなく降仙にも秘密施設が存在するとの主張も提起されている。

グロッシー事務局長は「IAEAは寧辺核施設の5メガワット(MW)級原子炉が7回目の運転サイクルまで継続して稼働する可能性が高いとみている」と分析した。そして「北朝鮮の核プログラムの継続と追加開発は、関連する国連安全保障理事会決議に対する明白な違反であり、極めて遺憾だ」とし、「IAEAは北朝鮮の核プログラム検証に必要な役割を果たすため、強化された準備態勢を維持している」と強調した。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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