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2025年06月17日火曜日
ホームニュース「空爆は世界を守るため」核・ミサイルの脅威に警戒するイスラエル、イランの政権交代も狙う強硬姿勢

「空爆は世界を守るため」核・ミサイルの脅威に警戒するイスラエル、イランの政権交代も狙う強硬姿勢

ベ引用:ネタニヤフ首相のSNSアカウント
ベ引用:ネタニヤフ首相のSNSアカウント

イスラエルの ベンヤミン・ネタニヤフ首相が対イラン空爆作戦で政権交代を実現できる可能性があると述べた。

ネタニヤフ首相は15日(現地時間)放送のフォックス・ニュースのインタビューで、イランの政権交代の可能性について「確かに(今回の作戦の)結果となり得る」と述べ、「イラン政権は非常に脆弱だ」と語った。

彼は13日の空爆で始まった今回の攻撃の目的として、イランの核脅威および弾道ミサイルの脅威の除去を挙げた。「我々は自国だけでなく世界を守るために行動した」と強調した。

さらに「世界で最も危険な政権が世界で最も危険な武器を保有することを許すわけにはいかない」とし、核・弾道ミサイルの除去のためにあらゆる措置を講じると述べた。

イランが米国にとっても脅威であることも強調した。特にドナルド・トランプ大統領に言及し、「イランはトランプを排除したがっている。彼はイランの最大の敵だ」と語った。

また、これまでの意見の相違にもかかわらず、トランプ大統領を「決断力のある指導者」と評し、「弱腰な交渉を試みた他の者たちとは異なるアプローチを取った」と述べた。

トランプ政権下で破棄されたイラン核合意(JCPOA・包括的共同行動計画)を「偽りの和解」と呼び、その無効化の功績をトランプ大統領に帰した。ガーセム・ソレイマーニー司令官の排除なども称賛した。

ネタニヤフ首相は、トランプ大統領が「イランは核兵器を持つことはできない。つまりウラン濃縮はできないということだ」と明確にしたため、イランの標的になったと主張した。

また、今回の空爆について「イスラエルは差し迫った脅威に直面していた」とし、イランの核兵器用ウラン濃縮と弾道ミサイル保有量の増加などを挙げ、「行動せざるを得なかった」と述べた。

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