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2025年06月18日水曜日
ホームニュース「攻撃されたら即報復」イラン、米軍基地攻撃を示唆?…中東に緊張感高まる

「攻撃されたら即報復」イラン、米軍基地攻撃を示唆?…中東に緊張感高まる

引用:BBC
引用:BBC

17日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、イスラエルとの戦争に米国が直接介入する場合に備え、イランは中東の米軍基地を報復攻撃するためのミサイルなどの兵器を準備してきたと、情報当局者の話として報じた。

当局者らによると、米国がイランのフォルド核施設を攻撃すれば、イラン支援のフーシ派武装勢力が紅海での船舶攻撃を再開する可能性が極めて高いという。イラクとシリアの親イラン武装勢力も現地の米軍基地など米国施設を攻撃すると予想される。イランはまた、ホルムズ海峡に水中爆弾を設置し、米軍艦の航行を阻止または制限する戦略を取る可能性があると指摘されている。

NYTに話を提供したイラン当局者も、米国がイスラエルとの戦争に軍事介入する場合、イラク内の米軍基地を皮切りに中東の米軍基地を攻撃する可能性があることを認めた。イラン軍はバーレーン、カタール、アラブ首長国連邦まで容易に攻撃可能なミサイル基地を保有している。中東地域の米軍駐留規模は4万人に達するとされている。域内の米軍指揮部は、アラブ首長国連邦やヨルダン、サウジアラビアなどの米軍基地に警戒態勢の強化を指示した。

ドナルド・トランプ大統領は、イスラエルが要求するイランのフォルド核施設への直接攻撃支援を真剣に検討していると伝えられる。トランプ氏はトゥルースソーシャルへの投稿で、イラン最高指導者の隠れ家を知っていると脅し、「無条件降伏せよ」と要求するなど、米国の軍事介入の可能性を示唆する発言を続けている。

彼は「いわゆる『最高指導者』がどこに隠れているか正確に把握している」と述べ、「少なくとも現時点では彼を排除するつもりはないが、我々は民間人や米軍に向けてミサイルが発射されることを望んでいない。我々の忍耐力は限界に達している」と語った。

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