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2025年06月18日水曜日
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【暗号資産】パイコイン 3%の下落後、横ばい続くもテクニカル指標は回復を示唆

「Pi Network」が発行する暗号資産パイコイン(Pi)の価格は、重要な支持線付近で横ばいの状態が続いている。

直近1週間で3%超の下落を記録し下押す状況が持続しているものの、テクニカル指標では価格上昇の兆しが見られる。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

今月16日(日本時間)の方向性指数(DMI)は、弱気相場の鈍化を示し、上昇への転換可能性を示唆している。

分析によると、平均方向性指数(ADX)は19.17まで低下した。これは前日の44.59から急落した数値だ。3日前には16.89まで下落していたことを考えると、短期的にトレンドが急速に変化していることが分かる。

上昇トレンドを示すプラスDIは2日前の4から17.43まで急騰した一方、下降トレンドを示すマイナスDIは3日前の高値70.57から36.01まで急落した。両指標の交差は市場の心理が徐々に買い方向にシフトしていることを示唆し、価格回復の可能性を示している。

同時に、チャイキン・マネーフローを意味するCMFは3日前の-0.05から2日前に0.19まで急上昇した後、現在は0.05水準に調整されている。この指標は資金流入の動きを示し、0以上は買い圧力を意味する。0.10以上または-0.10以下の場合は強い買いまたは売り圧力と解釈されるため、現在の数値は弱いながらもポジティブな流れを維持していると言える。ただし、CMFが再び0を下回れば、需要の弱まりと更なる下落リスクが高まる可能性がある。

同日の午後4時時点で、Piの価格は0.60ドル(約87円)近辺の主要支持線上で取引されている。この水準を維持できるか、あるいは下落トレンドが続いて下方ブレイクするかが今後の動向を左右するとみられる。

海外メディア「BeInCrypto」などによると、指数平滑移動平均線(EMA)は現在の価格(0.60ドル、約87円)が重要な支持線として機能している。

この支持線が破られれば0.54ドル(約78円)まで下落する可能性があり、売り圧力が強まれば0.40ドル(約58円)ラインまで下落する可能性も出てくる。これはイスラエルとイラン間の緊張が激化した後に急落した価格が回復傾向にある中での停滞局面であり、不確実性が依然として残っていることを示している。

一方、価格が0.64ドル(約93円)と0.65ドル(約94円)に位置する抵抗線を突破すれば、新たな上昇トレンドが始まる可能性もある。この水準を上抜けすれば0.79ドル(約115円)まで上昇する余地も出てくる。

現時点では上昇・下落双方の可能性が残されており、投資家の対応は今後の価格動向の次第となりそうだ。

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